ちょっと外出先で iPhone の SIM カードを抜き挿しする必要に駆られまして。
海外でプリペイド SIM を買うときに大抵ついてくる SIM ピンを私は無数に持っていて、基本的に財布に一本常備しているのですが、このときに限って財布をひっくり返しても見当たらない。何かの拍子に失くしたか使ったたときに戻し忘れたか不明ですが、とにかく無いものは仕方ない。
SIM ピン代わりに使えそうなものといえばゼムクリップ（針金を伸ばして使う）が定番だけどあいにく持っていない。その次に使えそうなものといえば…シャープペンの消しゴム裏についているクリーナーピン（芯の詰まりを除去する針金）が使えるか？と思って試してみたけどコレは逆に細すぎる。他に何かないか、と考えていたら、そのシャーペンそのものが目に留まりました。
もしかしてワンチャンいけんじゃね？と試しに挿してみたところ、
いけました（笑
今までシャーペンの先が SIM トレイの穴に適合するイメージが全然なかったのですが、むしろ最初からこのためにあったかのようにピッタリ。
ググってみたら同じようなことを考えている人は他にもいるようで、応急処置的な使い方としてシャーペンを SIM ピン代わりに使う方法が多数紹介されていました。
写真のシャーペンは私が愛用する製図用シャープ、ステッドラーの「925 25」0.5mm 版。製図なんて大学以来やってないけど書きやすくて今でも愛用してます。太さは 0.5mm がちょうど良く、0.7mm 版を試してみたところ入りませんでした。
ちなみにシャーペンは必ずしも製図用である必要はなく、ガイドパイプが細くて長ければなんでも大丈夫です。私が持っているシャーペンだと同じくステッドラーの HEXAGONAL、ぺんてるの SMASH のいずれも 0.5mm 版が使えました。
ただしガイドパイプが短かったり太かったりするタイプのシャーペンは無理だし、パイプが細くても伸縮してしまうオレンズのようなタイプも SIM ピン代用には向いていません。
これが使えるなら財布に SIM ピンを入れておく必要はもうないかなあ。でもペンケースを常に持ち歩いているわけでもないからなあ。まあ、出先で SIM を抜き挿しするシチュエーションもそうそうないんですけどね。
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