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ぺんてる オレンズ AT デュアルグリップタイプ

ぺんてるから良さげなシャープペンの新製品が出たので買ってみました。

ぺんてる / オレンズ AT デュアルグリップタイプ 0.5mm (シルバー)

orenz AT

ノックレスかつ折れないシャーペン「オレンズ」シリーズの最新モデルです。
私は普段メモはほぼデジタルで取っているから鉛筆やペンを使う機会は少ないのですが、昔から文房具が好きで良さそうなのが出るとつい買ってしまう…。オレンズは二年前にメタルグリップの 0.2mm を購入して、主にガンプラのスミ入れに愛用しています。

orenz AT

オレンズシリーズにはフラッグシップモデルとして「オレンズネロ」がありますが、あれは質感や重みが好みだったけど軸色がその名の通りオールブラックしかないのがつまらなくて手を出していませんでした。
このオレンズ AT はネロのようなハイエンドではありませんが、ネロ譲りのデザインと握りやすいグリップ、それに新開発の「自動芯出し機構」を備えた意欲作。

orenz AT

軸そのものはプラスチック製ですが、グリップとペン先が金属製で程良い重さと重心の低さを感じます。
質感もメタルグリップタイプよりは明らかに高級感があります。まあ定価ベースで二倍違うから当然ですが。

orenz AT

個人的に購入の決め手になったのがこのグリップ。ぺんてるのロングセラーシャープ「SMASH」の意匠を引き継いだ、金属のグリップにドット型の滑り止めラバーが埋め込まれた構造になっています。SMASH 好きなんですよね、時々何も書く必要がなくても握りたい衝動に駆られるときがあるくらい。なので、SMASH 的なグリップ感とシャーペンの最新機能を兼ね備えたこのモデルは買わざるを得ませんでした。

orenz AT

製品名(AT=Automatic Technology)の由来にもなった自動芯出し機構。従来のオレンズでは文字を書いて芯が磨り減ると同時に先端のパイプが徐々に縮んでいくことで芯折れを防止していましたが、今回はそれに加えて「ペン先を紙から離した瞬間にパイプ部に仕込まれたスプリングによって自動的にパイプごと芯が導出される」という仕組みが採用されました。これにより、最初の一回だけノックすればあとは芯を使い切るまで再度ノックする必要がない、という画期的な使い勝手を実現しています。これは面白い、けどつい無意識にノックしてしまいそうだな(笑

orenz AT

ちょっと残念なのが軸にある orenz ロゴの部分を思いっきりパーティングライン(金型の分割線)が通っていること。これはたぶん成型の都合でこの部分にもって来るしかなかったのでしょうが、せっかく作りの良いシャープペンなだけに惜しい。まあそこまでこだわるならネロを買え、ということでしょうが。

ともあれデザインといい使い勝手といいとても気に入りました。¥2,200 という定価はシャーペンとしては高いけど、大人なら百円のじゃなくてこれくらいのを使っていたいし、学生さん向けのギフトとしてもちょうど良い価格帯ではないでしょうか。私はシャーペンといえば大学時代に製図に使って以来のステッドラー派なのですが、当面はこれをメインで使ってみようと思います。まあそれほど文字を書く機会もないんですけどね。

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