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蒲田「ぐりるスズコウ」の特大ポークソテーと生姜焼き

松重豊監督のドラマ『おいしいのつくりかた』を見た後のポークソテー欲、地味にまだ続いています。人形町に続いては蒲田の老舗洋食店で食べてきました。

ぐりるスズコウ

ぐりるスズコウ

JR蒲田駅東口を出てすぐのところにある「ぐりるスズコウ」。蒲田には「スズコウ」という飲食店が3店舗あって、しかも洋食・居酒屋・寿司とそれぞれジャンルも異なる。調べたところどうやらいずれも洋食の名店・精養軒系列出身の三兄弟が独立創業したお店で店名だけを共通にした、ということのようです。
その中でもぐりるスズコウは最も歴史が古く六十年以上前の創業。現在は二代目が引き継いでいるとのことですが、その二代目というのが元力士。相撲部屋で料理もしていたであろう元力士が、老舗洋食店を引き継いで作るポークソテーなら間違いない。

ぐりるスズコウ

平日のみの営業ながらランチタイムは開店待ちができるほどの人気店です。ランチは生姜焼とポークソテーの2種、それぞれサイズ違い(並と特大)のみという割り切ったメニュー。ディナーはハンバーグ、エビフライ、ビーフシチューなど洋食の定番も揃えているようです。
今回はポークソテーを食べに来たわけだからシンプルなメニューでも望むところ。

なお、メニュー表に「写真や動画の撮影は料理のみ可」という注意書きがあったため、残念ながら店内写真はありません。

ぐりるスズコウ

着席して注文を済ませるとまずはシンプルなグリーンサラダが提供されます。
店内は昭和の洋食屋が現代でもそのまま息づいているという雰囲気。厨房では身体の大きなマスターがテキパキと腕を振るい、ホールではとても腰の低い印象の店員さんが注文をとったりお冷やを注いで回ったり。静かだけど落ち着ける。

ぐりるスズコウ

というわけで私が注文した特大ポークソテーが出来上がってきました。

鉄板の大部分を埋め尽くす大きなポークソテー!これで250gあります。
ひとくちにポークソテーといってもお店によって味付けはいろいろありますが、この店のポークソテーはデミグラスソース。もう一つの看板料理である生姜焼きとの差分を考えたらシンプルな塩や醤油味ではなくこっち方面の味付けになるのは必然でしょう。

ぐりるスズコウ

ジュワジュワと泡立つデミグラスが食欲をそそる。
普通サイズ(170g)でもけっこうボリュームあると思うけど、特大は本当にこれ一人で食べていいの?と言いたくなる大きさ。しかも厚みもある。

ぐりるスズコウ

丁寧に筋切りされた豚ロースは柔らかさと食べ応えのバランスがちょうど良い。デミソースは濃いめの味付けで、洋食なのにガッツリ食べられる感覚がすごくイイ!
これは白飯が進んでしまう。今までにあまり食べたことのない方向性のポークソテーでした。

んで、ポークソテーがこれだけおいしいなら生姜焼はどうなのかも気になるでしょう!ということで日を改めてまた食べに来ました。

ぐりるスズコウ

当然特大生姜焼を注文するわけです。
豚ロースはポークソテーと同じながら、生姜焼になると見た目が全然違う。想像以上に大量のおろし生姜、これは間違いなく食べ応えあるやつ。

ぐりるスズコウ

生姜の辛さにやられる覚悟で口に入れてみたら、思ったほど辛くない。甘口の醤油ダレとおろし生姜が絶妙なバランスをもたらしている。
デミグラスよりもこっちの方が豚肉をガッツリ食べてる感が強い。周りを見渡すとお客さんの八割方が生姜焼(うち半分が特大)を食べてるのも肯けます。ポークソテーもおいしいけど、日本人が本能的に求めるのはこっちの味という感じがする。

ぐりるスズコウ

付け合わせの野菜類もボリュームあります。ポテトフライとほうれん草はいいとして、こんなに大きいニンジンのグラッセ初めて見た(笑
でも洋食屋の肉料理にはこういうのがついてないと落ち着かない、というくらいに相性の良い野菜たち。

ぐりるスズコウ

ライスと一緒に提供されるのが味噌汁じゃなくて豚汁というのもこの店らしい。とにかく豚づくし。

いやー、食べた食べた。おいしかったし、お腹いっぱいになりました。
やっぱりポークソテーって幸せな料理だなあ。

ごちそうさまでした。

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