去年のクリスマスに『34 丁目の奇跡』のエントリーを上げましたが、あれはリメイク。あの作品は大好きなんですが、今年はそのオリジナル版の DVD が売っているのを見つけたので、買ってみました。ビックで値段見ずにレジに行ったら¥500 と言われてビビりました(ぉ。
もう 60 年も前の作品なので、画質とかとやかくは言えませんが、1994 年のリメイク版の後に観ての感想。基本的なあらすじはだいたい同じですが、展開や演出、最後のオチはけっこう違いました。アメリカの政治や経済の違いが作品にも影響を与えているようで、そういう観点で見ると面白いですね。
オリジナルのほうは古いせいか、比較的淡々とストーリーが進みながらも冗長な感じは否めませんが、リメイク版は物語をうまく解釈して独自の味付けをしていてメリハリもあり、今あえて観るならリメイク版のほうが共感できる部分(ちょっと感動させようというのが見えるフシもあるけど)が多い気がします。まあ、でもこれで¥500 なら、クリスマスの余興には良いんじゃないでしょうか。メリークリスマス。
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