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化物語

これまた今さらですが、このアニメ作品を観ました。

化物語 – 西尾維新アニメプロジェクト

春に観た『まどマギ』のインパクトが今でも強く、関連作品があったら観たいかも・・・と思っていたところ、とあるきっかけで監督(新房昭之)と制作会社(シャフト)が同じこの作品のことを知り、TSUTAYA で借りてきた次第。
これまた予備知識なしで観たんですが、私はホラー映画はあまり好きじゃないですが、こういうオカルト×コメディ的な作品は好きなんですよね。いや、もともと推理モノ好きだったのが、『トリック』を観てこういうホラー推理っぽいものにハマったというか。そんな私の好みにストライクな作品でした。

主人公が「怪異」と呼ばれるもの(妖怪や幽霊の類)が絡む事件に次々と巻き込まれ(というより自分から関わりにいき)、それらを解決していく(実際には、主人公が解決した事件は全くといって良いほどないわけだけれど)という作品でありながら、アニメ作品らしい派手なアクションはほぼ皆無。基本的には登場人物(それも各回に出てくるのはほぼ 3~4 人)の台詞回しだけで物語が進み、なおかつ無駄話も多いから実は内容はそんなにない(笑)のに、何故かそれぞれの回が妙に凝縮感がある、という不思議な作品です。
また、ところどころに出てくる、気持ち悪いけど強烈にインパクトがある「イヌカレー空間」はここでも健在で、作品の世界観をうまく拡張していると感じました。

というか・・・映像のことばかり言ってしまいましたが、台詞の言葉の選び方なんかを見る限り、もともとの原作が面白いのに加えて、新房監督×シャフト×イヌカレーの映像がマッチしている、ということなのかな、と、あまりこういうアニメ作品を追っかけていない身ながらに感じました。


「まどマギ」とはずいぶん違う作品ですが、映像表現や演出の上では共通点もかなり多く、あの作品にハマった人ならば気に入るのではないでしょうか。
私は DVD を借りて観ましたが、今月から TOKYO MX で再放送をやっているようです。映像の情報量が多い作品なので、HD で観るべし。ということで、私も再放送で改めて視聴するつもり。

化物語 Blu-ray Disc Box

B005N498SS

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