天使と悪魔 Mastered in 4K [Blu-ray]
もう 5 年も前の映画なのでちょっと古めですが、今まで観ていなかったのを BD で鑑賞。前作『ダ・ヴィンチ・コード』を観たのももう 7 年前だから、だいぶ内容を忘れてしまっていますが(笑
前作は、予備知識をつけずに「ダ・ヴィンチが生前に自身の作品に込めた謎を解く」という話だと思っていたら全然違っていて(笑)、しかも尺の割にストーリーが複雑すぎて途中からついて行けなくなったトラウマがあります。それが今までこの続編を遠ざけていた理由でもあるんですが、本作も「キリスト教と秘密結社」を扱っている割に、前作よりも物語の軸がシンプルで、比較的すんなり入っていくことができました。まあ「反物質」とか「イルミナティ」とか、設定が相変わらず中二病全開すぎて、ちょっと小っ恥ずかしくはありますが(笑。
物語のキーパーソンはユアン・マクレガー、言わずと知れた『スター・ウォーズ』EP1-3 におけるオビ=ワン・ケノービ役です。SW シリーズのファンであれば、最後の種明かしまでトリックを見抜けないに違いない(笑。そういう意味では、ユアン・マクレガーはハマリ役だったと言えるでしょう。
映画としては、複雑だった前作とは対照的に、謎解きよりも活劇要素がかなり強くなっているので、入り込みやすい反面原作読破済みの人にはこれでは食い足りないかもなあ、と思いながら観ていました。ダン・ブラウンの大作小説の映画化、というよりは娯楽作品として観るべき作品かもしれませんね。
今回は 4K マスタリングされた「Mastered in 4K」バージョンの BD で観てみましたが…正直、古い 46inch の液晶テレビでは 4K マスタリングの恩恵は得られていないような。比較視聴したわけではないのであくまで印象論ですが、4K マスターの BD は、50inch 超の 4K ディスプレイでもなければその本領を発揮できないように思います。
続編『インフェルノ』の映画化は来年末とのことですが、次は劇場に観に行ってみるかなあ。
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