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“PlayStation” 3 (CECH-2000)

SCE、29,980円の薄型「新PlayStation 3」を9月3日発売 (AV Watch)
SCE、薄型/低価格な新PlayStation 3を日本で発表 (AV Watch)
ソニー・コンピュータエンタテインメント / PlayStation 3 (120GB) CECH-2000A

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PS3 の新型「CECH-2000A」が正式発表されています。なんか以前中国からリークされていた形そのまんまで、もうあまり目新しくもないですが、とにかく正式発表。ああいう形でのリークはガセじゃないだろうな(中国らしい粗悪コピー品である可能性はあるにせよ)と思っていたので、特に驚きもしませんでしたが。

後期型の PS2 よろしく、今回の新 PS3 も従来機種に対して約 2/3 の小型・薄型・軽量化。かつ、一目見て分かるとおり大幅なコストダウンを実施しています。おそらく Cell の製造プロセスの進化によって基板や電源、筐体の小型化が実現できたことが大きいでしょうが、内部パーツもかなり省略されていそうな雰囲気。まあ電源と冷却機構の小型化が一番効いていそうですが。
機能面では現行の第二世代機・CECHL00/CECHH00 と比較すると+HDMI-CEC-Linux サポートといったところで、核となるゲームや AV 機能面には基本的に変更なし。ただ相変わらず PS2 ゲームとの互換性はサポートされていません。まあ、個人的には最近 PS2 のゲームをすることもなくなったので、あまり重視しないかなあ・・・あ、PS3 のゲームも最近全然やってませんが(;´Д`)ヾ。逆に HDMI-CEC のサポートはちょっと羨ましい。あと、初代 PS3 のファン音がうるさいせいで BD の再生は最近もっぱら BDZ-X95 に頼りきっているので、静音性と画質が X95 と比較して高いようなら、気になるかなあ。そういえば、せっかく高音質な SACD 再生機能も、ファンがうるさいせいで最近あまり使ってないなあ・・・。


この新型 PS3 に対して気になるのは、やはりデザインが PS2 時代のテイストに戻されたことと、プレイステーションの英語表記までもが “PlayStation” に戻されたこと。これはもちろん PS3 が Cell 構想で標榜した「新しいコンピューティングプラットフォーム」から「純粋なゲーム/エンタテインメントプラットフォーム」への引き戻しという、平井体制になってからの路線をハードウェアにも反映した結果でしょうが、個人的にはどうも退化にしか見えなくて、非常にもったいない。まあ Cell 構想も広げすぎた風呂敷に収拾がつけられない状況になっていたとはいえ、ちょっと畳みすぎ、目先のビジネスばかりを追いすぎでは・・・という印象が強いです。当時とは時代も市場も違うので、PS2 の成功を今から PS3 で辿るのは非現実的ではないかと。ゲームそのものに対する興味が(特に据置型コンソールについては)以前ほどない私にとっては、むしろ今後の既定路線と言われている PSN の進化に期待といったところでしょうか。

さておきこの新型 PS3、DS i や PSP go と同じく、「できること」が現行品より大幅に増えるというわけでもないので、当面私は様子見かなあ。年末に出るかもしれない「例のアレ」の同梱品が本当に出てきたら、改めて考えるか(笑。

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