「モビルスーツの性能の差が戦力の決定的差でないことを教えてやる!」
RG のシャアザクです。いやあ、時間かかりました。年末に買ってから ANA ライザーとか ANA コーンとか割り込んでくるキットが多くて、少し組んでは放置・・・を繰り返して苦節 4 ヶ月(笑。
もう組み立てた人は散々いるはずなので今さらですが、やっぱり RG は良いキットですね。
写真に撮るととても 1/144 とは思えないスケール感があります。RG 1/144 ガンダムは静岡ガンダムを忠実にスケールモデル化したら、という想定でキット化されたものでしたが、この RG ザクは同様のコンセプトで実寸大ザクがあったら、という設定。なので、装甲もパーツごとにかなり細かい色分けがされています。最初、シャアザクでこの色分けは違和感あるんじゃ・・・と思っていて、組んでいる途中もやっぱり違和感があったんですが、つや消しトップコートをかけたら随分印象が違うじゃないですか。
こんな感じ。個人的には、RG はつや消しトップコート推奨だと思います。
RG のセールスポイントでもある「リアリスティックデカール」はこのキットでも健在で、関節部やリベット等の表現に活きています。が、細かい部分ではデカールが小さすぎて端が浮いてしまうため、私は一部をデカールを使わずにガンダムマーカーで塗りました(例えば写真中だと膝下のシルバーの箇所)。メッキシルバーのガンダムマーカーはもう生産中止になってしまったので、貴重ですが(´д`)。
あと、このリアリスティックデカールはやっぱり余白の面積が広いのがネックだと思います。余白をパーツのエッジに合わせると位置合わせしやすい仕様になっているっぽいですが、段差が目立つし曲面に貼ると定着せずに浮いてきてしまうので、位置合わせは自力でやることにして余白はできるだけ切り落としておくのが良いと思います。メタリックシール以外は別売のスライドマークを貼るという手もありますが、面倒だし(ぉ
ガンダムと並べてみました。RG ガンダムは単体で見るととてもバランスが良くて、むしろ現在キット化されている中では MG や PG も差し置いてベストプロポーションじゃないかとすら思っていたんですが、なんかザクと並べてみると華奢ですね(笑。逆に、ザクは MG Ver.2.0 が出来は良かったもののちょっと迫力に欠ける印象だったので、このくらいマッチョなバランスのほうがカッコイイと思います。
このキットを組んだら一度やってみようと思っていたシチュエーションカット。アムロとシャアのファーストコンタクトのシーンです(笑。1/144 のキットを無改造でここまでほぼ完璧に再現できるとは、バンダイ恐るべし・・・!
最後に一枚。アニメ本編にはありませんが、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のルウム編(13 巻の 175 ページ)で、セイラのいるテキサスコロニーを見下ろすシャア、の図。やっぱりプロポーションのいいキットはこういう佇んでいるだけの構図でも画になります。
最近 1/144 スケールばかり作っていたら、MG が大きく感じるようになってしまいました(´д`)。かといって HGUC だと物足りないし RG はまだキット数が少ないですが、今後も RG は継続して作っていきたいと思った次第。でも次に出るのは SEED だし、その次はこれの色変えに過ぎない量産型ザクだし、当面欲しいのがない・・・。
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