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エコプラ RX-78-2 ガンダム 組立体験会 Ver.

先日の水星の魔女フェスで来場者特典として特製リーフレット(グッズ関連の小冊子)、ガンプラ、あとヤマザキビスケットのエアリアル(コラボバージョン)をもらってきました。

エコプラ RX-78-2 ガンダム 組立体験会 Ver.

ここで配布されていたのは「エコプラ 1/144 RX-78-2 ガンダム 組立体験会 Ver.」。どうやら 1/200 の横浜ガンダムに代わってガンダムファクトリー横浜の入場者特典として現在配布されているのも同じものらしいですね。
ただ、横浜が毎日先着 1,000 名なのに対して魔女フェスでは昼夜合計 20,000 名超の入場者に対して配布されたためかリサイクル素材が不足したようで、夜の部の来場者には一部リサイクルランナーと通常の白ランナーが混在した仕様で配られたようです(私は昼の部だったので全リサイクル素材だった)。

エコプラ RX-78-2 ガンダム 組立体験会 Ver.

配布されたキットは市販品のどのバージョンとも異なるもので、各地のガンダムベース等で開催されているガンプラ組立体験会専用のキット。組立体験会ではリサイクル素材非使用のトリコロールカラーのガンダムを組み立てるところ、配布されているのはエコプラ仕様ということで全パーツが黒に近いダークグレーで成型されています。
RX-78 ガンダムなら今までかなりいろんなバージョンを組んできた私も組立体験会バージョンの現物は初めて見ました。

エコプラ RX-78-2 ガンダム 組立体験会 Ver.

ランナーはたったの 2 枚。枚数だけならエントリーグレードと同じながら、組立体験会 Ver. はそれよりも部品点数が抑えられていて 60 分という体験会の時間内で確実に組み上げられる作りになっています。

エコプラ RX-78-2 ガンダム 組立体験会 Ver.

ランナーはパーツが手でもぎ取れるタッチゲートだから工具要らず。それでも薄刃ニッパー等で切り出してやった方がキレイに仕上がるけど。

組立スピード重視だから分割線もほとんど気にせずモナカ割になっているパーツばかりですが、逆に例えばこの顔パーツなんかはヘルメットの前半分とフェイスマスク部が一体成型で金型一発抜きされていて、そういう意味ですごい。ガンプラって技術力を初心者向けのキットにも惜しまずに盛り込んできますよね。

エコプラ RX-78-2 ガンダム 組立体験会 Ver.

というわけで組んでみました。ゲート処理だけしてヤスリなし・スミ入れなし・塗装&トップコートなしの完全素組み状態。ツインアイと腰の V 字マークに貼るシールが付属しましたが、むしろこれは成型色生かしでスタチューっぽくしたほうが雰囲気出ると思い貼りませんでした。作業時間はだいたい 20 分ほど。

プロポーションは最新の HGUC 準拠なのか、ごく簡単に仕上げられたのに見た目はれっきとした RX-78 ガンダムしてます。

エコプラ RX-78-2 ガンダム 組立体験会 Ver.

バックパックはたった一つのパーツ(+はめ殺しのビームサーベル)で成型。斜め向きについているスラスターがちゃんと抜けているのがすごい。

一見ダークグレー一色に見えるのですが、おそらくリサイクル素材ゆえに成型色の調整が難しいのか二枚のランナーでグレーの色味が微妙に異なります。だからよーく見るとグレーのツートンカラーになっています。グレー系だからこのままグレー塗装して G-3 として仕上げるのもアリか。

エコプラ RX-78-2 ガンダム 組立体験会 Ver.

大胆なのはビームライフルの片側が完全に抜かれていること。ビームライフル自体を 1 パーツ成型しているからやむを得ないのでしょうが(これを埋めたくてもプラスチックの収縮で凸凹ができてしまう)、なんとも思い切りのいい設計です。でも武器の組み立てってあまりモチベーションが湧かないからこれでいいのか(笑

ちなみに付属する武器はこれだけで、シールドさえも設定されていません。

エコプラ RX-78-2 ガンダム 組立体験会 Ver.

割り切りといえばマニピュレーターの武器保持穴もかなり割り切っています。他のキットでは見たこともないような位置に穴開け。

エコプラ RX-78-2 ガンダム 組立体験会 Ver.

対照的に組み立てやすさへの配慮がすごくて、例えば脚は関節のパーツに後ハメするような構造になっています。HG の水星シリーズも(これとはちょっと違うけど)関節は後ハメ構造になっていました。最近のキットでは初心者が間違いやすいところは手戻りしやすく作られているところに、バンダイのガンプラ初心者開拓の本気を見た気がします。

エコプラ RX-78-2 ガンダム 組立体験会 Ver.

ただし可動範囲は限定的。最近のキットなら HG でも腕や脚は 180° 近くまで曲げられるのに対して本バージョンは 90° が限界。それでもたいていのポーズを取らせるのには苦労はしない範囲ではあります。逆にこの簡易構造でこれだけ動くのがすごい、という言い方もできます。

エコプラ RX-78-2 ガンダム 組立体験会 Ver.

エントリーグレード(写真左)と。これ、体験会 Ver. がもしトリコロールカラーだったらパッと見ではどちらがどちらのバージョンかを見分けるのは困難ではないでしょうか。よく見ると EG のほうがパーツ分割線が目立ちにくい構造になっていたり、可動範囲が圧倒的に違ったりするのですが。
個人的に最も大きな違いはポージングの格好良さだと思います。体験会 Ver. は股関節が前後方向にしか動かないため、足をやや開きめに立たせることができません。そのため EG と比べて立ち姿が若干古くさい。でもそれ以外は十分に見栄えがするキットだと思います。

エコプラ RX-78-2 ガンダム 組立体験会 Ver.

ガンプラって 1/144 の RX-78 ガンダムだけでも何バージョンもあってそんなに必要!?と思っていたのですが、EG よりもさらに組み立てやすいバージョンを自分で作ってみると、確かに最も敷居を下げるならこれくらい必要かもなあと思い直しました。

ところで私は最近できるだけガンプラのランナーリサイクルに協力しようとしているのですが、まあ回収場所が少ないんですよね…。

ガンプラリサイクルプロジェクト|バンダイ ホビーセンター

ガンダムベース以外はほぼナムコ系列のゲームセンターに回収ボックスが設置されているだけ。
普段ゲーセンって行かないのでできれば販売店(ヨドバシ/ビック/ヤマダだけでもいい)でも回収してくれると捗るのですが、回収のスキーム構築も簡単ではないだろうし難しいかなあ。

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