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Wii U

任天堂、Wiiの後継機「Wii U」を発表。6.2inchディスプレイ搭載コントローラーでゲームの体験が変わる?(速報版) – GAME Watch
「Wii U」のスペックをおさらい。さらに進化したコントローラーなどをチェック – GAME Watch

任天堂が同社の決算発表の際に予告していた Wii の後継機を発表。「Wii U」ということで、Wii の上位互換にあたる正当後継機種になっています。
Wii は現行世代のゲーム機としてはハードウェアスペック的に厳しく、発売当初は UX 重視で PS3 や XBOX を凌ぐ人気を得たものの、Wii Fit ブームが終わった頃には HD にも対応していないハードウェアのせいで苦しさが露呈していました。

Wii U では Wii リモコンなどの UX を維持したまま、遅れていた HD・HDMI に対応し、IBM POWER ベースのマルチコアプロセッサを採用することで、ハードウェアスペック的には現行世代のものにキャッチアップしてきました。さらに、6.2nch のタッチパネルディスプレイを内蔵した新コントローラが Wii U の目玉で、手元のコントローラを下画面、テレビを上画面という DS ライクなスタイルで遊べるだけでなく、PS3 と PSP を組み合わせたリモートプレイ的な遊び方を遅延なく行うことができるというもの。
ハードウェア的にはなかなか面白そうな製品ではあります。が、これが楽しいかどうかがイマイチ想像できません。Wii リモコンの登場時にも賛否両論というか、楽しさが想像できないということはままあったので、遊んでみたらすげー面白い!となるかもしれませんが、まだ未知数。Wii Fit にしても一時的なブームだった印象が拭えないので、これが定着していくかどうかは正直何とも言えません。

個人的にはこれからのゲームは(特に日本では)据置型からポータブル型にメイン市場が移っていくと思っているので(既にそうなっているような気もしますが)、この新プラットフォームがどこまで成功するかは分かりません。まあ、同じことはまだ見ぬ次世代 PlayStation 据置機にも言えることですが。
この製品が新しいコンセプトとして受け入れられていくのか、それとも単にコスト高なハードウェアが任天堂の足枷となってしまうのか、据置機の今後を占う意味でも勝負どころとなりそうです。

コメント

  1. むっちー より:

    うーん、根っからの家庭用ゲーム世代から見ると、
    Wiiですら、あのコントローラーがじゃまくさくて
    電源入れるのさえ億劫になっちゃってたし、
    Uは一体どうなるかねえ。

    デモ映像を見る限り、FPSのタイトルが良さげな気は
    するけど、また据え置きハード増やすのはどうも・・・

  2. B より:

    私も根っからの家庭用ゲーム世代ですが、Twitter の TL 眺めてて気づいたのは、
    Wii は家族や友達が集まってやるなら楽しいけど、独りでやっても楽しくない
    ということ。基本的にゲームは独りでやりたい(もしくはオンライン上の
    誰かとやりたい)私には合わないんだろうなと。
    あと、携帯機の起動(スタンバイ復帰)の速さを考えると、
    テレビつけて、ゲーム機の電源入れて、座って待つ・・・みたいなのは
    なかなか、というのもあります。
    いずれにしろ据置機はちょっと今後厳しいでしょうね・・・。

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