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Sony RM-PLZ430D

サイカ先生宅の BD レコーダ BDZ-L95 は 3 年弱で壊れたようですが、我が家はほぼ同時期に買った BDZ-X95 のリモコンが壊れました。厳密に言うとまだ動くんですが、電源ボタンをはじめ先端部のボタンの反応が極端に悪い。ボタンによってはまだまともに反応するものもあるし、電池を入れ替えても状況が変わらないので、基板や接点の故障だろうなと。
そういえば、その前はスゴ録のリモコンが買って 2 年程度で壊れて部品取り寄せしたことがありましたが、やっぱり幼児がいる家庭だとリモコンの扱いは雑になりがちで、2~3 年で駄目になるものと考えたほうがいいんですかね。

また保守部品で発注しようかとも思ったんですが、せっかくなら前から気になっていた学習リモコンでも買ってみるか、と思って、こちらを購入。

ソニー / RM-PLZ430D

上位機種の RM-PLZ530D も発売されていますが、違いと言えばカラバリと設定可能なリモコンの数(530D:最大 8、430D:最大 5)くらい。まあウチのリビングだと 5 つもあれば常用的には困らないし、家族が使うことを考えても多すぎるのもどうかと。ということで、無難に 430D にしました。

最近のソニー製リモコンの特長はこの「うつぶせ」ができることでしょうか。ボタン面を下にすることで、ホコリなどがつきにくくなると同時に、例えば食卓でうっかりお茶をこぼしたりしても故障に繋がる危険性を多少なりとも下げられます。
530D のほうはこの背面がカラバリになっていて、質感が高いと同時にうっかりどこかに置き忘れたりしても見つけやすい(笑)というメリットがありますが、まあいいや。

ボタン配置は基本的にソニー製 BD レコーダのそれに準拠しています。ソニー製 BD レコーダユーザーにとっては、それゆえ予想しやすい。
機器選択ボタンに印字されているデフォルトが「TV/チューナー/BD/DVD/AMP」というのはちょっとどんなユーザーを想定しているのか分かりませんが・・・。

でも、この機器選択ボタン、BD レコーダのリモコンと似てはいますが、BD レコーダのリモコンのほうは一度押しても数秒放っておくとデフォルト(BD)に戻ってしまうのに対して、このリモコンのボタンは最後に押された機器を覚えていてくれるので、扱いやすいです。また、例えば BD レコーダの電源が切れているときに「BD」を押すとレコーダの電源が入ってくれるなど、電源連動式なので、手間が少なくて良いですね。特に HDMI コントロール対応機器なら、機器選択ボタンを押すだけで機器とテレビの電源が自動的にオンになってくれるので、スマートです。

リモコンの下半分。「3D」「リンクメニュー」といった私が使っている BRAVIA や BD レコーダにはついていないボタンがあって、微妙に寂しい気持ちになります(ぉ
カーソルキーは BDZ-X95 付属のリモコンとは違ってラバー製。まあ、X95 の付属リモコンはプラスチックにシルバー塗装で、使い込むうちに剥げてきやすかったので、こっちのほうが耐久性は高いでしょうが。でも、使い勝手で言えばスゴ録時代のジョイスティックタイプのカーソルキーのほうが(壊れやすかったけど)使いやすかったなあ。

あと、最下部についているシステムコントロール A~D のキーは何だろう?と思っていたら、これはリモコンモード(機器選択)をどれにしていても、共通して使えるキーということですね。これはありがたい。


というわけで X95 のリモコンと並べてみました。X95 のリモコンはいくらなんでも長すぎると思っていたので、RM-PLZ430D くらいのサイズ感がちょうどいいです。が、430D はけっこう厚みがあって、なおかつ裏面に凹みがないので、あまり持ちやすいとは言えません。X95 のリモコンはカーソルキーを操作するように持つと、ちょうど人差し指の腹のあたりに凹みがあって、大きい割には持ちやすかったので・・・。

また、カーソルキーについては、X95 のリモコンが↑キーの上あたりには何もなかったのが、430D では↑キーの上が「リンクメニュー」キーになったことで、カーソルを操作しているつもりでリンクメニューを呼び出そうとしてしまう誤操作が多発。
リモコンの形状的にカーソルキー周辺が扁平で間違いやすく、これは慣れで解決できる問題じゃなさそうだと思ったので、(リンクメニュー対応機種を使っていないこともあり)リンクメニューボタンは学習機能を使って↑カーソルキーに割り当て(本来の↑カーソルキーと重複割り当て)することにしました。

あと、X95 付属リモコンとの大きな違いは、カーソルキーとチャンネル/ボリュームキーの位置関係。X95 のキー配置はカーソルキーで XMB(クロスメディアバー) UI を操作することを重視して作られていましたが、430D のキー配置はカーソルキーよりもチャンネル/ボリューム重視。ああ、私のようにテレビをザッピングしない人はターゲットユーザーじゃないんだな、と思いつつ、カーソルキーがこの位置で、裏面に凹みもないと、持ったときのバランスが微妙に悪いんですよね・・・。

パッケージには冊子が 3 冊付属します。取説、かんたん設定ガイド、リモコンのメーカー番号一覧表。
AV 機器をソニー製品で揃えていればほぼ買ったままで使えてしまいますが、そうでなければ設定は必須。でも、基本的にはかんたん設定ガイドを見ながらメーカー番号を指定するだけで設定できてしまうので、凝った設定をしなければそんなに難しくありません。逆に、赤外線学習によるボタンごとの設定など、凝った設定をしようと思ったら、全 116 ページからなる分厚い取説を読む必要があります(汗。

私は「TV」に BRAVIA(KDL-46X5050)、「BD」に BD レコーダ(BDZ-X95)、「DVD」に最近ほとんど使ってないスゴ録(RDZ-D87)、「AMP」に AV アンプ(もう古いけどヤマハ DSP-AZ2)を設定しました。
ソニー製機器については全く問題なく設定できたものの、AV アンプだけがちょっと特殊。ヤマハの AV アンプは、電源オン(POWER)とオフ(STANDBY)でリモコンのボタンが独立しているため、430D の電源ボタンには電源オンしか割り当てることができません。仕方がないので、430D 側は電源ボタンの下にある「オフタイマー」を「STANDBY」ボタンに割り当てることで、無事電源を切ることができるようになりました。
とはいえ、DSP-AZ2 はミドルクラスの AV アンプで異様に多機能なので、このリモコンだけで全機能が操作できるわけではありませんが、まあ基本操作ができればいいかと。ガチで使うときには純正リモコンを使えばいいし。

あとは、どうせならリビングのリモコンをこの 1 台にまとめてしまおう!と思い、シーリングライト(照明)とエアコンのリモコンも登録。
シーリングライトのほうは、「システムコントロール」ボタンを利用して、A ボタンから順に「照明オン(全灯)」「明るさ+」「お好みの明るさ(予め輝度最低に設定)」「照明オフ」の 4 つを設定して、輝度設定まで含めひととおり操作できるようにしました。

そしてエアコン。エアコンのリモコンは双方向通信を行っているものが多く、学習リモコンではまともに操作できないことが多いです(例えば温度設定系のボタンを押すと、エアコン側からリモコンに対して現在の設定温度を返したり、とか)。なので、基本的には学習機能を使ってエアコンのオン/オフ、それと運転切換(冷房/暖房/加湿/除湿)を「チューナー」のカーソルキーに割り当てた程度ですが、オンオフができるだけでもだいぶラク。
あと、「チューナー」の数字キー 1~4 に HDMI セレクタの入力切換も割り当てました。

もとはと言えば BD レコーダのリモコンが効かなくなったイライラを解消するための買い換えでしたが、結果的に複数のリモコンをまとめることができ、非常に満足度の高い買い物となりました。

学習リモコンと言えば私はかつてのハイエンドモデル RM-AV3000U も持っているんですが、あれは超多機能でホームシアターのセンターコンソール然とした雰囲気は良かったものの、巨大だし重いし操作の大半がタッチパネル化されていた(それは良いけど表示のカスタマイズの幅が狭かった)ので微妙に扱いづらく、結局プロジェクタをセットアップして映画を観るときくらいしか使わなくなってしまいました(´д`)。今なら静電容量式のカラータッチパネルでもっと使いやすくできそうですが、当時はまだちょっと早かったのかもしれませんね・・・。

ソニー / RM-PLZ430D

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