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Cyber-shot DSC-HX30V

ソニー、”全画素超解像”搭載の30倍ズーム機「サイバーショットDSC-HX200V」 – デジカメWatch
ソニー、1,820万画素で20倍ズームやGPS機能を搭載した「サイバーショットDSC-HX30V」 – デジカメWatch
ソニー、厚さ21.6mmの10倍ズームレンズ搭載機「サイバーショットDSC-WX100」 – デジカメWatch
ソニー、有機ELタッチパネル採用のスリムモデル「サイバーショットDSC-TX66」 – デジカメWatch
ソニー、”全画素超解像技術”などを備えた薄型防水モデル – デジカメWatch

なんかいろいろいっぱい出てきたー。CP+ のときには TX300V くらいしかなかったのに、むしろこっちのほうが本命という人は多いんじゃないでしょうか。

トピックは機種にもよるけど全画素超解像技術、GPS ロガー機能搭載、TransferJet 内蔵、電子水準器内蔵、ピクチャーエフェクト強化、といったところ。
全画素超解像は主にデジタルズームの画質向上用途として訴求されているようですが、個人的には高感度ノイズ低減にも使われるようなのが気になるところ。まあこの全画素超解像技術自体は昨年後半のモデルから搭載されているようですが。

ここ数年、カメラの内部的なソフトウェア処理で画像を加工して画質を向上させる技術が次々に追加されていきますね。ピクチャーエフェクトなんかはまだかわいいほうで、露出を変えながら複数枚連写して合成する HDR 機能だとか、富士フイルム X-Pro1 にみられるようなローパスフィルタレスセンサでのモアレ低減にセンサ内に複雑なロジックを入れたりとか。最近では一眼レフでもレンズの収差補正機能搭載がトレンドになっていますが、コンデジの世界ではずいぶん以前からレンズの収差補正が実装されている(これによってレンズの設計・製造コストを抑えている)という話ですし。
ここまで撮った写真にいろいろ手を加えてしまうと、それはもう「写真」ではなくて「画像」にすぎないと思ってしまうわけですが、それはそれ。ほとんどのユーザーは「真実をありのままに写し取りたい」わけではなくて、「単にきれいな写真が撮りたい」だけだったりするわけで、まあこれも決して間違った方向性ではないとも思います。


今回の新機種でちょっと気になるのは、従来どおりのコンパクトな筐体に光学 10 倍ズームを入れてしまった DSC-WX100 です。明るいレンズではないですし、内部的にはソフトウェア的な収差補正をかなりやっているんじゃないかと思いますが、25-250mm 相当のレンズがあれば、今までだったら HX シリーズを買っていたような望遠が欲しいユーザーも、WX100 で十分と感じるかもしれません。
まあ私はかつて WX1 のレンズで残念な思いをしたことをまだ忘れていないので、WX シリーズのレンズは信用していないのですが(´д`)・・・、それでも今回のモデルの多くの光学系が刷新され、AA(高度非球面)レンズを使っているということで、レンズの素性自体も良くなってはいそうです。

あと順当にいって気になるのはやっぱり HX30V かなー。

ソニー / Cyber-shot DSC-HX30Vicon

iconicon

私が持っている DSC-HX9V の正統な後継機種ですが、光学 20 倍ズーム(デジタル超解像だと 40倍ズーム)、GPS ロガー対応、電子水準器搭載、Wi-Fi 搭載、TransferJet 搭載など「全部盛りだったはずの HX9V が実はまだまだ全部盛りじゃなかった」というバラモスの後のゾーマ状態で出てきました(ぉ。

私的には HX9V が買って半年で旧機種になってしまったわけですが、まあそれを覚悟で値下がりするのを待っていたので、そんなに悔しくありません。
というか、今の HX9V 自体にもほとんど不満がないというか、何でも無難に撮れすぎてしまって面白くないのが最大の不満というか(笑。そういう状態なので、まだ当分 HX9V でいいや、と思っています。

むしろ今コンデジを買うなら PowerShot S100 か DP1/2 Merrill のほうが欲しいんですよね・・・。

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