自作機のシステムドライブを SSD に換装しました。
Intel / SSD 520 Series 240GB 2.5inch SSDSC2CW240A3K5
SSD 化は以前から検討していましたが、Windows 8 のリリースが近づいているのでこのタイミングで OS を再セットアップするのもなあ、と思って今まで騙しダマシ使ってきました。が、先日 RTM した様子を見る限りでは Release Preview 版から UI は大きく変わっておらず、これは当分の間様子を見たほうが良さそうだな、と判断して、SSD を購入して Windows 7 を再セットアップすることに決めました。
SSD は当初 Crucial か OCZ あたりにするつもりでいましたが、ここ 1~2 ヶ月で激しく価格が下がり、ハイエンドの Intel SSD 520 でも 240GB 版が 20,000 円ちょっとというところまで落ちてきた(というより、Intel が SSD の価格下落を仕掛けたというのが正しい)ので、Intel 520 を奢ってやることにしました。
Intel SSD 520 の外装。2.5inch HDD サイズにまとめてある以外は、なんということのないデザインです。薄い SSD なので、HDD の 9.5mm 厚に合わせるための黒いスペーサーが四辺にわたってつけられています。
裏面はさらになんの意匠もありません(^^;;
付属品は SATA ケーブル、PATA-SATA の電源変換ケーブル、3.5inch ベイ用のステー、あとミリネジとインチネジ。私が使っているケースには 2.5inch のシャドウベイが 2 基ついているのでステーは必要ありません。が、ケースにベイがあることも、SSD にステーが付属していることも忘れて 3.5inch ベイ用のステーを別途買いそうになっていた私(笑。買わなくてよかったー。
それでは見せてもらおうか、現行世代最速クラスの SSD の実力とやらを!ということで、CrystalDiskMark で今まで使っていた HDD と比較してみました。
メディア | HGST Deskstar 7K3000 2TB | Intel SSD 520 240GB |
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Sequential Read | 152.365 | 482.326 |
Sequential Write | 151.638 | 299.123 |
Random Read 512KB | 57.451 | 416.572 |
Random Write 512KB | 72.746 | 291.805 |
Random Read 4KB (QD=1) | 0.721 | 28.565 |
Random Write 4KB (QD=1) | 1.805 | 76.479 |
Random Read 4KB (QD=32) | 1.672 | 236.685 |
Random Write 4KB (QD=32) | 1.686 | 260.507 |
mjsk!!シーケンシャルリードが今まで使っていた通常の HDD の 3 倍速いとは。これ、どのくらい速いかというと、旧世代の VAIO Z(VPCZ1**)のクアッド SSD に迫るスコアをシングルドライブで達成している、ということになります。さすがに現行の VAIO Z(SVZ131**)の第 3 世代 SSD RAID には劣りますが、これだけ速いと体感的に明らかに分かるレベル。HDD との比較では、シーケンシャルリード/ライト以上にランダムリード/ライトの向上が目覚ましく、今までランダムリード/ライトの値なんて 10MB/s 行かないのが当たり前でしたが、一気に数十倍以上のレベルアップを果たしたことになります。操作上の体感速度にはむしろこちらのパフォーマンスアップのほうが効いているのでしょう。
これは本当にいい買い物でした。次は HDD のほうがやっぱり調子がよろしくないので、HDD の買い換え検討ですかね。
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