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伊藤公一写真展「HOPE」

なんかもうみんな書いているので私が書くまでもないかなと思ったんですが、一応宣伝 bot になっておきます(ぉ

伊藤公一写真展「HOPE」 – デジカメ Watch

HOPE

私は友人知人の活動に関して批評めいたことを言うのが苦手で、見に行っちゃうと絶対書けなくなってしまうので、行く前に書いておきます(笑

人呼んで「黒い人」、あるいは「チューリップハット君」こと co1 さん、またの名を伊藤公一氏初の写真展が開催されます。


ストイックなまでに納得いく一枚を追い求め、独特の手順を経て現像された、力強い写真。あるいは、人物をモチーフとしていながら、何かもっと別のもののメタファー。自分の心が動いた瞬間を切り取るのではなく、最初から表現したいものが明確にあり、その表現手法としての撮影。定義はいろいろあれど、私にとっての「写真家」とは彼のような態度で撮影に臨む人のことだろうと思っています。

構図における「黒」の占める割合が高く、彩度も低く、多くはほぼモノクロに近い写真。写真展の説明文にある「カラー30点」とは、二十年前のカラープリンタのように CMY を重ねて表現された黒、という意味ではないはずです。そして、この DM からもその片鱗が感じられるとおり、一口に「黒」と言っても黒ベタではなく様々な「黒」が一枚の写真の中で、いかに表現されているかが見物と言えるでしょう。

タイトルの「HOPE」は、絶望のような黒から立ち上がってくる生命力の象徴なのか。あるいは、残業や休出の日々から早く抜け出したい彼自身の願望の表れなのか。

会場は新宿御苑前の「Place M」。
休日に写真展を見て、その足で御苑に撮影に行くも良し、西口に回って撮影機材を物色するも良し。

ただし、EOS-1D X や 5Ds で撮影されたわりにその機材を使う必然性が薄い写真が多いと思われるので、機材欲はあまり刺激されないでしょう。

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