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Pokémon GO はじめました

昨日から SNS のタイムラインがこの話題で埋め尽くされていて、興味ない人にとってはウンザリかもしれませんが、私も始めました『ポケモン GO』。

Pokémon GO

とはいえ、私はポケモン自体やったことがないんですよね。5~10 歳くらい下の世代なら初代ポケモンがどストライクだろうし、逆に 5~10 歳くらい上の世代なら子どもと一緒に遊んでたという人も多いようですが、私はその間のぽっかり空いた世代。娘たちも男の子っぽいゲームやアニメにはあまり興味を示さないので、ほとんど接する機会がありませんでした。
それでもポケ GO をやってみようと思ったのは、この世界の先に何か未来があるのか、あるとしたらそれはどんな形なのか、自分で実感してみたいと思ったから。位置情報ゲームも AR も技術的にはもう目新しくもありませんが、今まではなかなかアーリーアダプター以降に認知されることがなかったのが、ポケ GO によって一気にキャズムを超えた感があります。テレビのワイドショーで連日空騒ぎを繰り返されると引いてしまう自分もいるし、技術やゲーム性よりも結局は IP(キャラクタービジネス的な意味での)やパブリシティの力なのかと哀しくなってしまう部分もありますが、新しい概念や技術は普及したときに初めて「イノベーション」たり得ると考えている私にとって、ポケ GO の登場はゲームの内容そのもの以上に注目すべき出来事だと思っています。

そんなわけで、ポケモン自体に思い入れのない私がどれだけ熱中できるかは判りませんが、とりあえず国内サービスイン初日に始めてみることにしました。
まあ、私は「とりあえず軽くやってみるだけ」のつもりで深みにはまってしまった趣味は、今までも枚挙に暇がありませんが(ぉ。


昨日以来、都内では電車の中でも駅やバス停でもポケ GO をやっている人はかなり目にするようになったし、夜間にスマホを持って徘徊している人も以前よりずいぶん増えたような。でも複数人で楽しんでいる人が多いようで、私のようにぼっちでやっている人はあまり見かけないような(;´Д`)ヾ。これが連日テレビで報道されて一気にキャズムを超える、という状況なんですね…。

ゲームシステムは Ingress をベースにしているだけあって、サービス開始直後から位置情報はかなり充実しています。ポケスポット(Ingress でいうところのポータル)は基本的に公共施設や非営利のランドマーク的なものがほとんどで、商業施設は公式にタイアップしているマクドナルドくらい。ビジネス面では明確に線引きがされているようですね。
また、マップは道路や施設情報が正確に登録されているだけでなく、ある程度の地理的特徴もゲームに反映されているようです。川沿いを歩いていると水属性のポケモンの出現率が高い、ということに気がついたときには感心しました…が、私の場合駅から自宅までの道のりがほぼ川沿いなので、駅への行き帰りで捕獲できるポケモンがコイキングだらけになる状況はどうにかしてほしい(;´Д`)。

また、ポケモンのキャラはピカチュウとニャースくらいしか知らない私にとっては、どのモンスターにも愛着がないのでさほどモチベーションが湧かないのが問題。世代的には、これがドラクエのモンスターを収集するタイプのゲームだったら、もっとピンと来たのかもしれませんが。

あとはパフォーマンスとバッテリ消費の問題。ゲーム中は通信と GPS、カメラ機能を使い続ける状態になるので、スマホの電池がみるみる減っていきます。これは容量大きめのモバイルバッテリ必携ですね。とりあえず、設定画面で「バッテリーセーバー」をオンにしておくと、歩いているときにスマホを下に向ければ(画面を下に向けるというよりは、本体を上下逆にする)画面表示だけがオフになってバッテリ消費を抑えられるので、この設定はしておいたほうがいいと思います。

パフォーマンスに関しては、Snapdragon 810 搭載の Xperia Z5 Compact でもけっこう厳しいものがあります。アプリ自体の安定性もまだまだ煮詰まっていない印象は受けますが、810 でもこれだけ重いというのは、アプリ以上に docomo 謹製の常駐アプリがリソースを食っている部分が大きいんじゃないかと。これまでも 810 のくせにアプリ切り替えで妙にもたつくと感じることはありましたが、これはいよいよ常駐アプリの見直しをしたほうが良いかもしれません。
どうやら古かったりロースペックなスマホではそもそも遊べない/AR などの機能が使えない機種も少なくないようで、それだけハードウェアスペックを求めるゲームが久々に登場したのは間違いないと思います。今まで以上にバッテリ容量が大きな機種が選ばれるようになる可能性もありますし、ここ 1~2 年完全に停滞していたスマホ市場にとってもいいカンフル剤になるのではないでしょうか。PC でもそうでしたが、結局ハードウェアを進化させるのはより高い性能を求めるアプリケーションなんですよね。

というわけで、いつまで続くかは分かりませんが、ぼちぼちやっていきます。

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