[ Sony α7 II | Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8 G + PCX Filter ]
先日来(仮称)PCX フィルタで画質補正した G Biogon の画質にすっかりハマってしまい、これでばかり撮っています。
周辺の像流れが解消され、全体的にスキッとした描写になったことで、画質が一段向上したような印象。フィルム時代、本来の CONTAX G ボディとの組み合わせではこういう画質で撮れていたんだろうなあ、と感じさせてくれる画です。
[ Sony α7 II | Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8 G + PCX Filter ]
PCX フィルタにも少しデメリットはあって、画角が若干狭くなること、コントラストがレンズ本来の描写よりも少し強くなってハイライトが飛びがちになること、の二点。まあ画角は気にならない程度の差だし、ハイライトについては RAW 現像で十分カバーできる範囲ではあります。特に昨日書いた Adobe Sensei による自動補正はハイライトの階調を救ってくれる方向での補正がかかる傾向があるので、この PCX フィルタの特性とは非常に相性が良い。自動補正を一度かけた上で自分好みに手動補正するととても捗ります。
[ Sony α7 II | Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8 G + PCX Filter ]
自分の得意領域は中望遠だと思っていたので、広角レンズは苦手意識がありましたが、このレンズとならばそれも克服できそうな実感があります。当分はこのレンズでスナップ撮影を楽しもうと思います。
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