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一太郎 2020

今年も定期納税の時期がやってきました。

日本語ワープロソフト 一太郎2020 | ジャストシステム

一太郎の最新バージョンです。
とはいっても私が本当に欲しいのは ATOK の最新バージョンなわけで、一太郎本体はインストール後に一度起動確認したら次のバージョンが来るまで起ち上げることはありません(ぉ。年賀状の季節にだけ、宛名印刷のために付属の「楽々はがきセレクト」を使うくらい。仕事では Word だし、プライベートではテキストエディタと OneNote があれば十分なので、一太郎 2020 に搭載されている新機能にはあまり興味がなかったりします(すまぬ)。
強いて言えばスマホ・タブレットで取ったメモを PC の一太郎に直接取り込めるスマホアプリ「一太郎 Pad」はクラウド依存度の低いユーザー層に対して一太郎の利用価値・利用頻度を高めるツールになるかもしれないとは思うものの、それも OneNote のようなクラウドベースのエディタがあれば事足りてしまいます。一太郎は私は大学の卒論までは使っていたので愛着はあるものの、もはや自分とは違うクラスタの人が使うためのワープロソフトなんだろうなあ、と。

一方の ATOK については、先日の PC Watch 笠原さんの以下記事が興味深い。

【笠原一輝のユビキタス情報局】さらに“日本語を極めた”2020年版一太郎とATOK。ATOKのアップデートは明日公開 – PC Watch

ATOK が単体販売された最後のバージョンは、私が今まで使っていた ATOK 2017。それ以降はサブスクリプションベースに移行し、スタンドアロン版としては一太郎の付属ツールとして入手するしかなくなっていました。個人的には ATOK にはなくなってもらっては困るのでサブスクに切り替えてもいいんですが、オフライン使用時のライセンス認証の問題が解決されたという話を聞かないのでどうにも踏ん切りがつきません。どうしても海外出張時の飛行機内で資料を仕上げなくてはならないのに、ライセンス認証ができないせいで MS-IME を使うことを強いられる…なんていう悪夢は避けたい。それが何とかなるまではスタンドアロン版を使い続けるつもりです。

で、今回の一太郎 2020 に付属する ATOK は Tech Ver. 31、つまり二年前にサブスクベースに移行したときからエンジンは変更されていない模様。もちろんこの二年間でサブスク版に施されたアップデート差分は取り込まれているのでしょうが、肝心の変換効率が根本的に良くなったというものではなさそう。逆に言えば今後 Tech Ver. が変更されない限り、Windows の大規模アップデート等で互換性がなくなるかセキュリティアップデートの期限が切れるまでは今回買ったバージョンから買い換える必要もない、ということかもしれません。まあジャストシステムに潰れてもらっては困るから定期的に課金はするつもりですが。

ともかく、私の日本語入力は過去 24 年にわたって ATOK に支えられてきました。これからも引き続き、よろしく頼みます。

コメント

  1. […] 単体のスタンドアロン版がなくなったATOKを入手するために一太郎ごと買うという「大人の特権」を炸裂させるBさんの記事を見て、そういえばATOKサブスクリプション版(ATOK Passport)の例の問題…14日に1回あるライセンス認証がパソコン起動後のネット接続が完了する前に動作してしまい、入力ができなくなる問題…が解決されているかどうか調べてみました。 […]

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