私のリモートワーク生活も今日で 5 週間目に突入しました。現時点で、少なくともあと一ヶ月この生活が続くことが確定しています(´д`)。COVID-19 に関しては自分の生活圏でも「あの施設で感染者が出た」という噂話がちらほら回ってくるようになり、もはや自分を含む知人関係の中でいつ発症者が出てもおかしくない状況。自由に外に出られないのは辛いけど、まだしばらく気を引き締めていきたいと思います。
自宅での働き方に関しては、オフィス勤務ならば会議が多い日でも会議室の移動があるのでなんだかんだ立ったり座ったりしているものです。が、リモートワークだと席を立たずに会議を移ることができるため、気がつけば 3~4 時間座ったままということも珍しくありません。職場でそういう状態になると長くても 3 時間くらいで腰が痛くなってくるのに、自宅ではそうでもないことに最近気がつきました。多分これは自宅で座っているこの椅子のおかげ。
疲れにくいオフィスチェアの代名詞、アーロンチェアです。買ったのは 2006 年の冬だったから、もう 14 年目。
職場にある安価なオフィスチェアだと姿勢が悪くなったり体重のかかり方が不自然だったりして長時間座り続けているのが辛いけど、座面のメッシュとクッションで程良く負荷が分散されるのと、背もたれのポスチャーフィットによって腰椎が支持されるので、腰に負担が来にくい。さすがに肩こりにはあまり影響がないけど、腰痛に関してだけはオフィス通勤時代より随分マシになりました。
またアーロンチェアには「椅子を前傾姿勢にチルトしたままキープする」という機能がついていて、集中して作業するとき等に腰椎のサポートを受けつつ前のめりになれる(かつ、後方にリクライニングしない)のがメチャ楽。単に座り心地が良いだけではありません。
この椅子の良さは解っていましたが、これだけ長時間座っていることを強いられると、職場の椅子との差を身を以て実感しますね…。学生時代から憧れていた椅子で、買うときは清水の舞台から飛び降りる気分でしたが、それだけの価値はあったと言えます。二年前に座面裏クッションを交換して座り心地が復活したように、サービスパーツの供給も長いのでまさに一生モノ。
アーロンチェアは三年前に「リマスタード」にモデルチェンジして、気がつけば販売価格も随分と上がってしまいました。が、その価格差を埋めるように廉価版の「ライト」モデルが発売されているんですね。
スタンダードモデルとの違いは肘掛けの調整機能なし(または肘掛け自体つかないモデルもある)、ポスチャーフィットの簡易化、前傾チルト機能の削除という三点。個人的にはこの三点はアーロンのアーロンたるゆえんだと思っていますが、単に疲れにくいオフィスチェアが欲しい向きにはライトモデルもアリでしょう。まあケチって廉価版を買うくらいなら、同価格帯でイトーキやオカムラのハイエンドオフィスチェアを買った方が機能的には上だったりしますが。
あと最近ではゲーミング PC ブームの流れでゲーミングチェアの選択肢も増えているんですね。ゲーミングチェアというとレースカー的なバケットシート風のデザインのものが多くて自宅に置くには抵抗がありがちですが、オフィスチェア寄りなデザインのものも出てきているようです。
↑これくらいのデザインでモノトーンなら十分アリでしょう。ゲーミングチェアは価格帯的には 1~3 万円クラスで長時間のゲームプレイを想定した作りになっているので、高機能タイプのオフィスチェアに比べてコストパフォーマンスが高そうです。
あるいは椅子を買い換えるほどではないという場合でも、既存のオフィスチェアに載せて使える骨盤サポートチェアを使うだけでも随分違うんじゃないでしょうか。
私はアーロンから買い換えるつもりはないのですが、近いうちに外出する機会があったらゲーミングチェアの座り心地をちょっと試してこようかと思います。
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