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『ゼルダ無双 厄災の黙示録』体験版

今月発売される BoW 版『ゼルダ無双』の体験版が配信開始されたのでちょっとプレイしてみました。

ゼルダ無双 厄災の黙示録

ゼルダ無双 厄災の黙示録

舞台は『ブレス オブ ザ ワイルド』の百年前。ガノンが復活して神獣たちが乗っ取られ、ハイラル王国が滅亡した「大厄災」を描いた作品です。開発は任天堂の公式ライセンスのもと無双シリーズのコーエイテクモが手がけています。↑のスクリーンショットからも完全に BoW の世界をそのまま使用したものであることが分かるでしょう。

ゼルダ無双 厄災の黙示録

三年前に冒険したハイラルを再び駆け回りながら、当時とは比べものにならない数のボコブリンやリザルフォスを薙ぎ払っていきます。BoW では正面突破よりも「いかに敵に見つからない距離から爆弾やヘッドショットで倒すか」が楽しかったですが、本作ではそういうわけにはいかず、とにかく武器を振り回してやっつけていくことになります。BoW の世界観でありながらゲームシステムは無双シリーズ、この違和感が新鮮。

ゼルダ無双 厄災の黙示録

もちろん回転斬りやジャンプ斬りも健在。基本的には BoW の操作感のままプレイできます。でも三角飛びなどの新規アクションが追加されていたり、チュートリアルがほぼない(画面上に操作ガイドは出るけど戦闘が忙しすぎて見てる暇がない)のがちょっと辛い。まだ慣れていないこともあってあまり効率的に戦えていないように感じます。

ゼルダ無双 厄災の黙示録

ここぞという場面で使える必殺技も用意されています。発動条件さえ満たせば複雑なアクションなしで使うことができ、アクションが苦手でも派手なグラフィックを伴う大技で敵を倒していけるのが爽快。アクションのシビアさよりも爽快感優先なのが無双シリーズらしい。

ゼルダ無双 厄災の黙示録

弓やリモコンバクダン、ビタロック、パラセールといったアイテムも駆使しながら戦っていきます。武器を振り回して技を繰り出していくだけなら単調で飽きてしまうところですが、オリジナルタイトルの設定や世界観を踏襲しながら無双のフォーマットに落とし込んでいるのがなかなか秀逸。まあアイテム類の多くはオリジナルとは使い勝手が異なるので、慣れは必要ですが。

ゼルダ無双 厄災の黙示録

プレイアブルキャラはリンクと四英傑だけでなく、BoW では語り部的存在だったインパも登場。百年前の若い頃にあたる設定なので見た目がほぼ孫娘のパーヤと同じになっています。操作できるのはせいぜいリンクと四英傑+α 程度だと思っていたのでこれは嬉しい驚きでした。

ゼルダ無双 厄災の黙示録

インパは忍者的な位置づけで、様々な術を使って敵を倒していきます。やや癖のある操作性だけど戦闘エフェクトはリンク以上にド派手で見ていて楽しい。リンクよりもインパメインで遊びたさすらあります。

ゼルダ無双 厄災の黙示録

また BoW では助けるべきお姫様であったゼルダ姫もプレイアブル。敵を薙ぎ倒していく系アクションの無双シリーズでこのゼルダがどう戦うのか不思議に思っていたのですが、武器はなんとシーカーストーン。マグねキャッチを振り回して敵を吹っ飛ばしていくゼルダ姫は何とも頼もしい(笑。BoW でも回想シーンでのゼルダ姫は単にか弱いだけではない芯の強さを見せていましたが、このアクションがそれを改めて裏付ける感じになっています。

ゼルダ無双 厄災の黙示録

私は今まで無双シリーズをちゃんとプレイしたことがなかったので基本的に雑魚キャラ戦→ボス戦の繰り返しで進めていくものかと思っていたのですが、この『厄災の黙示録』では単に敵を倒していくだけでなくガーディアンを起動させるなどのミッションもあり、単調にならずに楽しめそうな感じ。

ゼルダ無双 厄災の黙示録

BoW と違うのは完全なオープンワールドではなく、ある程度区切られたマップの中での戦いになることです。ステージの選択はマップ上で行い、都度そこにワープしていくという設定。まあ完全オープンワールドにしてしまうとミッションごとのクリア判定も難しいだろうし妥当なシステムですね。ハイラルの中を自由に駆け回るのは既に開発発表されている続編に期待するとして、まずは再びこの世界に帰って来れたことを喜びたいと思います。

しかしこういう前日譚モノの難しいところは、あらかじめ結末が固定されていることでしょう。リンクたちがどんなに頑張ってもハイラル王国の滅亡は避けられないことが確定していますからね。一応のクリアがあった上で「それでも滅亡しました」というシナリオなのか、ゲームを通じて「ハイラルが滅亡しなかった if 世界」に辿り着くエンディングになるのか。とりあえず体験版をやって買う価値のあるタイトルだと思えたので、発売され次第購入しようと思います。

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