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F1 ベルギー GP 2021

F1ベルギーGP決勝:雨が全てを狂わせた“長くて短い”グランプリ、勝者はフェルスタッペン! ラッセルが初表彰台、角田15位
F1第12戦ベルギーGPの決勝レースは悪天候により2周でレース終了となったものの、勝者はレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。ウイリアムズのジョージ・ラッセルが初表彰台に上がった。

夏休み明け初戦のベルギー:スパ・フランコルシャンは週末を通して雨。決勝はスタートから降り続いたヘビーレインが止むことなく、結局セーフティカーラン計 3 周のみでレースをすることなくチェッカー。三週間あまりのサマーブレイクでレースに飢えていた身には残念な週末でした。

今回素晴らしかったのはウィリアムズおよびそのドライバーであるジョージ・ラッセル。ハンガリーでのダブル入賞に続いて今回も予選トップ 10 に二台が入り、予選結果がほぼそのままレース結果になったことで連続でのダブル入賞となりました。しかもラッセルは予選 Q3 で一時トップタイムに名を刻み、最終的にはフェルスタッペンに上回られたもののハミルトンの前にあたる 2 番グリッドを獲得。昨年ハミルトンの代役でメルセデスに乗ったときにも叶わなかった初表彰台を手にしました。今シーズンのウィリアムズは従来よりも明らかに戦闘力が向上していますが、それでも(かつウェット路面とはいえ)メルセデスの二台を抑えての表彰台獲得はマシンの実力以上のものを引き出したと言って良いでしょう。
これまでのラッセルは速さはあるけどあと一歩のところで入賞に届かなかったりメルセデスに乗っても不運に見舞われて勝てなかったりと「持ってない」キャラクターでしたが、今季の流れは完全にそれを乗り越えてきました。これでメルセデス的にはもう来季のドライバーにボッタスをキープしておく理由はなくなったはずですが、正式発表はいつになるでしょうか。

■マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

良くも悪くも予選が全てでした。ウェットコンディションもあってラッセルのスーパーラップを上回るのは難しいかと思われた次の瞬間にトップタイムを刻んでくるのは流石。しかし FP2 終盤に単独クラッシュでマシンを中破させるあたり、(難しいスパでウェットという条件下ながら)RB16B はやはりマックスをもってしても難しいマシンであることを再認識しました。
今回のレースは規定周回数を満たさなかったためハーフポイントとなり、フェルスタッペンが獲得したのは 12.5pt 止まり。3 位でフィニッシュしたハミルトンを逆転するには及ばずまだ 3pt 差がついています。再逆転は本人の母国グランプリである次週のオランダに持ち越し、というのがある意味ドラマチックではありますが。後半戦も引き続きマシン的にはアドバンテージがありそうなだけに、もう今週末に迫っているオランダ GP に期待がかかります。

■セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)

予選は Q3 でアタックするタイミングを見誤って 7 番手止まり、そして決勝はレコノサンスラップで単独クラッシュを喫しあわや DNS。何とかマシンを修復してピットスタートにこぎ着けたものの、セーフティカーラン 3 周のみではオーバーテイクに挑戦する機会さえありませんでした。なかなかパリッとしたレースができない状況が続いていますが、来シーズンの契約も決まったことですしオランダでは一発見せてくれることに期待。

それにしても雨天で決勝スタートが順延している間にクルマを直してしまった RBR のメカニックはすごいですね。昨年のハンガリーでもレコノサンスラップ中にクラッシュしたフェルスタッペンのマシンをスタート直前に直して 2 位まで持ち上げたし、今年のハンガリーでももらい事故で壊されたフロアを応急処置してなんとか 9 位入賞する原動力になったし、本当に素晴らしい。ホンダがこのチームと共にチャンピオン争いに加われていることを誇りに思います。

■ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)

大きなトラブルもなく予選・決勝ともに 6 位。今シーズンはどのレースでも 5~7 位あたりがガスリーの定位置になっていて、安定感の高さが際立っています。ポイントではなく今季の安定感だけでいったらフェルスタッペン、ハミルトン、ノリスに次ぐ 4 番手くらいなんじゃないか?というくらい安心して見ていられます。

■角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)

今回はコースコンディションが悪い中 FP1 から特にクラッシュもせず着実に周回を重ねたのは良かった。しかし雨の中でうまくラップタイムを上げていくことができず予選 Q1 落ちはあまりに残念。まあ雨のスパは危険ですけどね…。レースが波乱含みになれば入賞圏に上がってくることもできるはずと思っていましたが、残念なことにレース自体がまともに始まる前に終わってしまいました。
オランダ GP では気を取り直して、FP1 からジワジワと上げていく週末に改めて挑戦してほしいと思います。もうシーズンも折り返し、そろそろ安定して入賞争いをするところを見せてほしい。

3 時間半もテレビの前で待機していたにも関わらず何とも不完全燃焼なグランプリでした。でも安全より優先されるものはないから仕方ない。幸いなのはこの後も二週続けてレースがあること、気を取り直して次のオランダ GP を楽しみたいと思います。

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