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Spark McLaren MCL35M L. Norris 3rd Monaco GP 2021

こちらのモデルカーを購入しました。

Spark / 1/43 McLaren MCL35M L. Norris 3rd Monaco GP 2021

昨年の F1 モナコ GP でランド・ノリスが駆ったマクラーレン MCL35M です。RB16B のモナコ GP 仕様モデルも持っているので、これでサインツのフェラーリを買えばモナコのポディウムが再現できてしまいますね。

マクラーレンというチームは 2015-2017 年のホンダジョイント時代にいろいろあったのでしばらく嫌いになってしまったのですが、2019 年にアンドレアス・ザイドルがマネージングディレクターに就いてからはレース屋集団として純粋にリスペクトできるチームへと変貌しました。今やレッドブル/アルファタウリ・ホンダ(HRC)に次ぐ私の推しチームと言って良い。

このモデルカーを手に入れたのは、ご覧の通りのスペシャルリバリーが気に入ったから。昨年のモナコ GP 限定でパートナーであるガルフ・オイルの伝統的なカラーリングをフィーチャーし、いつものパパイヤオレンジとは全く違う雰囲気を纏っていました。かつて ル・マン 24 時間レースを席巻したガルフカラー、F1 マシンに載せてもめちゃくちゃカッコイイ。しかも実際のレースでも 3 位表彰台ですからね。

表彰台獲得記念モデルということでパルクフェルメ停車時の No.3 ボードも付属。
こういうオマケがついてくるキットはちょっと嬉しい。

なお、このモデルカーは購入状態では見た目が少し寂しいことになっています。
というのも、タバコ広告規制により BAT の電子タバコ「Vuse」のロゴが省略されているから。

しかしこのキットには Vuse ロゴの水転写デカールが別途添付されていて、ユーザーが DIY で実車の状態を再現できるようになっています。出荷状態ではロゴは貼っちゃいけないけど同梱は OK ってどういうことなのか分かりませんが、出荷国のタバコ広告規制有無によって添付有無を分けているんですかね。

水転写デカールならガンプラで貼り慣れているから私にとっては造作もないことです。ということで実車写真を見ながら小一時間で完成。

これがフルデカール状態。やはりエンジンカウル~サイドポンツーン周りのデザイン密度が増え、F1 マシンらしくなりました。ちなみにタバコを吸わない私はこのモデルカーを買うまで Vuse が何のブランドなのか知らなかったという(笑

今のマクラーレンの通常カラーってオレンジ一色でのっぺりした印象を受けるのですが、ペールブルー×オレンジのツートンになることでデザイン上のメリハリが効いて精悍さが増して見えます。むしろモナコ限定ではなく通年でこのカラーリングで走ってほしいくらい。

ナローノーズにサイドポンツーンがほぼ存在しないレベルにまで絞り込まれたリヤ。MCL35M の特徴的なフォルムが、中央部にオレンジ色のラインが走ることでさらに際立って見えます。
テクニカルレギュレーション変更に伴い2022 年仕様のマシンは全く異なるボディデザインになるため、このような形状の F1 マシンが見れるのも昨年が最後でした。

ノーズ先端とフロントウィング、および両翼端板の表裏にも Vuse ロゴ。フロントウィングは立体形状に対してデカールを貼る必要があったため、マークセッターを使用して馴染ませました。少し難しい作業だけどそれが楽しい。

サイドポンツーンのオレンジ色ベースのロゴは印刷の版ズレなのか少しラインが入って見えますがどうしようもありません。遠目で見る限りはあまり気にならないレベル。

あとは現代の F1 モデルカーの多くに言えることとして、マット塗装のクルマが増えているから塗装とロゴデカール(もともと貼ってあるものも含め)の質感がちょっと違ってしまっているのがやや残念。トップコートで質感を揃えたいところですが、分解塗装するわけにもいかないので我慢しておきます。

ハロの内側にある vuse.com ロゴと上面の PARTYCASINO のロゴも自分で作業する必要がありました。特に vuse.com ロゴはこの極狭なライン上に貼らなくてはならず難易度高い!でも中継時にオンボードカメラで実際に見えていた部分でもあり、綺麗に仕上げたかった。

シートに座っているランド・ノリスのフィギュアもスペシャル仕様。レーシングスーツとヘルメットもモナコ GP 限定カラーが再現されています。ヘルメットには 1960 年代を彷彿とさせるのゴーグルが描かれ、ガルフカラーのレトロな雰囲気をさらに高めています。

相当複雑な形状のバージボード。レッドブルのそれともまた違った思想で設計されているのが分かります。
昨年までの空力開発の極致とも言える完成度を見せていたバージボードですが、2022 年のレギュレーションではバージボードそのものが禁止されるためこういった複雑怪奇なエアロガジェットも見納め。シンプルなマシンのほうが確かに美しいけど、これがなくなるのはそれはそれで寂しい気もします。

このガルフカラーのマクラーレンが再登場する予定は今のところないようですが、昨年はこのカラーリング以外にも特別リバリーで出走したレースはあるので、2022 年のマクラーレンがどんなスペシャルモデルを用意してくれるのか今から楽しみにしています。
そして今年こそはランド・ノリスがポディウムの中央に立ってくれることを期待しています。フェルスタッペン/ラッセル/ルクレール/ノリスあたりの新世代がチャンピオン争いを繰り広げる F1 をそろそろ見たい。

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