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F1 スペイン GP 2022

レッドブル1-2! フェルスタッペンが困難跳ね除け3連勝。ルクレールに悲劇……角田裕毅10位|F1第6戦スペインGP
F1第6戦スペインGPの決勝レースが行なわれ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が優勝。角田裕毅(アルファタウリ)は10位入賞を果たした。

F1 ヨーロッパラウンドの本格的な始まりを告げるスペイン GP。ほとんどのチームがクルマに大規模アップデートを持ち込み、ここから夏休み前までの趨勢が見えてくるレースでもあります。大方の注目はレッドブルとフェラーリの力関係に変化があるか、メルセデスは復活なるか、そしてアストンマーチンの「B スペック」シャシー。

アストンはサイドポンツーンを「グリーンブル」と揶揄されるほどレッドブルにそっくりな形状にしてきました。これで速ければ驚きというところですが、決勝の結果を見る限りではそれほど速さには結びついていないように見えます。それにしてもこのチームはローレンス・ストロール傘下になってから他チームの丸コピを厭わない開発体制になってしまったのが何とも残念。フォースインディア時代は低予算でも独自性があって効果的な開発をするチームだと評価していたし、日本人エンジニアの神野研一氏が在籍しているから応援していたんですけどね。
メルセデスは独自の「ゼロポッド」コンセプトを捨てずに改良するアプローチでスペイン GP に望みました。その結果、マイアミまでとは違って明確に 3 番手チームと言えるところまで速さを取り戻してきたように見えます。開幕以来安定して 5 位以内のリザルトを残し続けているラッセルもさることながら、スタート直後に接触で最後尾まで落ちながら最終的には 5 位入賞を果たしたハミルトンの走りを見れば、その速さは本物でしょう。夏休み前後にはレッドブルとフェラーリの争いに絡んできそうな予感さえあります。

そしてレッドブルとフェラーリ。バルセロナは例年マシン性能が顕著に出るサーキットなので、きっと予選はフェラーリ優勢だけど決勝はレースペースの良さとタイヤもちの良さでフェルスタッペンが逆転するんだろうと予想していました。しかし蓋を開けてみれば序盤はルクレールが PP から快調に飛ばし、フェルスタッペンは 2 番手スタートから単独スピンで 4 位に後退。しかも DRS トラブルで 10 周近くにわたってラッセルを抜きあぐね、アンダーカットのため早めのピットイン。これだけ差がついてしまったらマックスは挽回できてもせいぜい 2 位か…と思っていた 27 周目、首位を独走していたルクレールが PU トラブルで突如リタイヤ。3 ストップ作戦に切り換えていたフェルスタッペンが恐るべきスピードでラッセルとペレスを交わし、レッドブルが今季二度目の 1-2 フィニッシュ。一方のフェラーリはルクレールがノーポイント、サインツが 4 位という不本意な結果に。ドライバーズ/コンストラクターズの両ポイントでもフェルスタッペン/レッドブルがトップに立ちました。

それにしても今回のスペインはいろんなアクシデントや意外なピット戦略がありすぎたせいで、2 レース分まとめて観たくらいに観る方も体力を使いました。チェッカーの瞬間には序盤にマックスがスピンしたのを忘れそうになってしまうほど。それくらい、今季ここまでで最も濃いレースだったと言えます。

それともう一人特筆すべきは角田裕毅ですよ。ほとんどアップデートが施されていないクルマで予め不利なことが分かっていながら、予選は Q3 進出こそ逃したもののチームメイトのガスリーに先行。決勝でも燃料を積んだマシンでのレースペースという課題を克服してステディに走り続け、3 ストップ作戦に切り換えてからはタイヤを労りつつもハイペースを刻んで 10 位入賞。ガスリーがレース序盤の接触で失速したのとは対照的な良いレースでした。今シーズンの角田は昨シーズンのガスリーに近い安定感があって素晴らしいですね。このままガスリーと互角以上のレースを続けていってほしいし、もう少し上の順位も見たいところ。去年ほどクルマの戦闘力が高くなさそうだから高望みはできませんが、シーズン中に一度でもいいから表彰台争いに絡むレースをしてほしい。

次のレースはもう今週末、伝統のモナコです。低速コースだから今回はさすがにフェラーリ有利、決勝でもまあ抜けないのでは…と予想していますが、レッドブルに勝機はあるでしょうか。そして角田にもまた予選からいい流れを作っていってくれることに期待。

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