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F-Foto 円筒型メタルレンズフード HF-49

α7C 用レンズ群に F-Foto のクラシックメタルレンズフードを装着したエントリーを公開したところ、先日 F-Foto さんから「自社サイトで取付例として紹介したい」というご連絡をいただきました。ということで下記ページにて当該エントリーを紹介いただいています。

With F-Foto:ソニー FE 40mm F2.5 Glシューカバー・カメラ用品・備品
SONY FE 40mm F2.5 G + クラシックメタルレンズフード New ワイド NHW49B b

そしてこのたび F-Foto から 49mm 径の円筒型レンズフードが新発売されました。49mm というとソニーの E マウントレンズで使われることの多いフィルター径。上記で繋がったご縁で今回サンプル品をご提供いただけたので、手持ちのレンズ群で試してみました。

【関係性の明示】
本エントリーの執筆にあたり、製品の開発元である F-Foto(オフィスフォレスト)よりレビュー用製品の提供を受けています。ただしそれ以外の報酬はなく、記事内容への関与も一切ありません。事実誤認があった場合は、修正部分を明示した形で訂正を行います(誤字脱字の修正を除く)。

F-Foto / レンズフード HF-49

F-Foto HF-49

オーソドックスな円筒型のメタルレンズフード(Φ49mm)。
いつもの透明ケースによるシンプルな包装です。

F-Foto HF-49

以前購入したスリット入りフード同様、金属製のカッチリした質感の高いレンズフードです。
形状的にはソニー FE 24mm F2.8 G 用の純正レンズフード(ALC-SH165)にとてもよく似ていますが、バヨネット式の ALC-SH165 とは違いこちらはねじ込み式。

F-Foto HF-49

外観には特にメーカー名や型番の表記はなく、唯一フィルター径の数字が印刷されているのみ。どんなレンズと組み合わせても変に主張してこないのが逆に良い。
またフードのエッジ部分に斜めにローレットが刻まれていて、着脱字にはここに指をかけて回転させやすくしているのも芸が細かい。

F-Foto HF-49

フードの内側には反射防止用の細かい溝が切られています。
純正フードにはこの手の加工は施されていないので、光学的にはこっちのほうが素性は良さそう。

F-Foto HF-49

以前買ったクラシックレンズフード New ワイドタイプと同様、フードの内革にもフィルター用のネジ切りがあってここにレンズフィルターを装着可能。この構造だとフィルターをつけてもレンズの全長が長くならないのと、PL や ND などのフィルターに交換するときにもフードを外す必要がないのが良いですね。

F-Foto HF-49

FE 24mm F2.8 G の純正レンズフード(ALC-SH165)と比べると、HF-49 のほうが若干短い。これくらいで携行性に影響が出るほどではありませんが。
質感も純正と同じくらい高品位です。純正品はソニーロゴが刻印で入っているのが高級感ありますが。

F-Foto HF-49

FE 40mm F2.5 G に付属のフードはフジツボ型であまり私好みではなかったのですが(クラシックレンズフードを買った当初の理由もそれ)、やはりこういうオーソドックスな円筒型レンズフードのほうが雰囲気出ますね。まるで純正品のような佇まい。

まあ 24mm でも使えるフードだから 40mm で使うのは光学的な意味はあまりありません。でも最近のレンズはコーティング性能が高いからフードは半ばドレスアップ目的だと思っています。

F-Foto HF-49

49mm ということで初期の E マウントレンズの多くにも適合します。↑は FE Sonnar 55mm F1.8 ですが、形状・外寸がほぼ同一な E Sonnar 24mm F1.8(APS-C)にも同様の見た目になります。これらのレンズに付属している花型レンズフードに比べてクラシック感が随分増して見えます。

同様に 52mm 径と 46mm 径のレンズフードもサンプルを提供いただきました。まずは 52mm。

F-Foto / レンズフード HF-52

F-Foto HF-52

これはもともとニコン Z fc 向けのフィルター径 52mm レンズ群用のフードです。私は 52mm 径のレンズはあまりもっていないのですが、ツァイス Touit 32mm F1.8 が適合したので試してみました。
Touit は鏡筒もフードも曲線的で見た目がちょっとイマイチに感じていたのが、このフードに交換するとカッチリした印象に化けます。鏡筒の金属感ともよく合っているし、これ良いじゃないですか。

F-Foto / レンズフード HN-40

F-Foto HN-40

こちらは本来ニコン Z fc の標準ズームレンズ用に作られた互換フードです。私の手持ちレンズでフィルター径 46mm というと CONTAX G レンズ群(28mm~90mm 単焦点)。
シャンパンゴールドのレンズに黒いフードはどうかな?と思ったのですが、つけてみると悪くない。マウントアダプターや α7C のグリップ部が黒いから全体としては収まりが良いんですね。

F-Foto HN-40

シルバー版のサンプルも試してみました。このフードはアルミシルバーだから CONTAX G のシャンパンゴールドとは微妙に色味が異なります。でもアリ寄りのアリ?どちらかと言えばシルバー鏡筒の M マウントレンズ向きという感じではあります。
CONTAX G レンズは今やオールドレンズで純正フードの入手性もあまり高くないし、現代のレンズほどコーティング性能が高くないのでこういったサードパーティー製フードを利用したいところ。

これら三つのフードを私の手持ちレンズで一通りテストした結果、以下の組み合わせでいずれもフード前面にフィルターをつけてもケラレが発生しないことを確認しました。これ以外のレンズでも、よほど超広角でもなければ大丈夫ではないでしょうか。

■HF-49
ソニー FE 24mm F2.8 G
ソニー FE 40mm F2.5 G
ソニー FE Sonnar T* 55mm F1.8 ZA
ソニー E Sonnar T* 24mm F1.8 ZA (APS-C)
ソニー DSC-RX1

■HF-52
ツァイス Touit 32mm F1.8 (APS-C)

■HN-40
CONTAX G Biogon T* 28mm F2.8
CONTAX G Planar T* 35m F2
CONTAX G Planar T* 45mm F2
CONTAX G Sonnar T* 90mm F2.8

私は 49mm のフードを FE 40mm F2.5 G につけっぱなしにするのをはじめとして、それぞれ活用させていただきます。

コメント

  1. […] bさんのところでよさげなレンズフードが紹介されていたので、購入してみました。 […]

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