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水星の魔女、渋谷に現る

渋谷で今週末限定で開催されている「機動戦士ガンダム 水星の魔女 EXPO」をちょっとだけ見に行ってきました。

機動戦士ガンダム 水星の魔女 EXPO

ちょっと甘く見ていて午後に行ったら既に屋内展示の入場整理券は夜の分まで終了済みでした。旧来のガンダムファン以外にも人気が出ているとは理解していたけど、ちょっとなめてました…。仕方がないので屋外展示だけ楽しんできました。

イベントは作中の「株式会社ガンダム」による展示、という体裁を取っています。
キービジュアルは様々なキャラクターの日常をわちゃわちゃと描いたものでとても楽しい内容。水星の魔女って登場人物が多いけど、それぞれにキャラが立っていて深掘りのし甲斐があります。

株式会社ガンダムの面々。そういえばエラン君もテストパイロットとして採用されたんだった…。

作品世界は全寮制の学校だから基本的にみんな制服を着ていますが、履物が個々に設定されていてそこで個性が見えるようになっているのが面白い。

屋外展示で大きな行列を成していたのが社歌 PV のパネル。この前に立って記念写真を撮ることができます。
「ここで自撮りした画像を SNS にアップすることができる」のが前提という時点で、我々古参ガノタとは異なる客層がこのイベント(ひいては作品)のターゲットということですね。個人的には「ガンダムが渋谷で集客できる」というのは作品にとって素晴らしいことだと思います。

こちらは行列がすごくて近寄れませんでしたが、グエルのキャンプ道具を模したセット+具エルの等身大パネル展示コーナー。市販のキャンプ道具(もしかしたら番組のラジオで使ったものかもしれません)の前にキャラクターパネルを並べただけのコーナーでも女性に大人気。ボブグエル、愛されキャラですからね。

我々的にはメインはこっち、という感じのガンダム大型フィギュア展示コーナー。1/10 スケールの新旧ガンダムエアリアルが展示されていました。マニピュレーターの形状を見るに、1/144 HG をそのままスケールアップした立像という位置づけと思われます。

オリジナルのエアリアル。これは今までもあちこちのイベントで目にしてきたもので特に新しいところはありません。シェルユニットだけでも青(パーメットスコア・シックス)バージョンになっているかと思ったけどそういうのもなし。

そして本邦初公開となる改修型エアリアルの立像。オリジナルと隣り合わせで見比べると、外装に共通点は全くと言って良いほどない別物になっていることが判ります。具体的に何がどう変わったのか、は来月から放送開始される Season2 で明らかにされるのでしょうか。

あとは来週発売の HG エアリアル改修型も初めて見ました。
ブルーの色合いもオリジナルとは随分違うんですね。何か意味があるんだろうか。

また渋谷の街のあちこちを水星の魔女が広告ジャックしていました。何気なく歩いているとスレッタやミオリネのポスターが目に飛び込んでくるのが楽しい。

水星の魔女って今までのガンダム作品とは違う手法とレベル感でプロモーションも仕込まれていて、バンダイの本気度が感じられます。なんだかんだ言って宇宙世紀頼みだった今までのサイクルから脱却して次世代に繋ぎたい、という意志が伝わってくるようで。

久しぶりに休日の渋谷を歩きましたが、もう三年前の混雑が完全に戻ってきていますね。外国人観光客の割合だけがまだ少し低いですが、人が多すぎて歩いているだけで具合が悪くなりそうだったので広告ジャックはちょっとだけ見て帰ってきてしまいました。でも、今までガンダムとは縁がない街と思っていた渋谷でこういうイベントが催されたことは感慨深いですね。

Season2 の放送まであと 4 週間、どういう感じで始まるのかも分からずちょっと怖い部分もありますが(笑)、今から楽しみにしています。

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