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Sony STR-AN1000

来週発売されるソニーの AV アンプ「STR-AN1000」が気になっています。そこで銀座ソニーストアに見に行ってきました。

ソニー / マルチチャンネル AV レシーバー STR-AN1000icon

STR-AN1000

一年前から使っている HT-A9 はワイヤレスの設置自由度の高さとサラウンドの自然さがとても気に入っているのですが、純粋な音質という意味ではヤマハ RX-A2050B&W 704 の方が明確に上。でもテレビ横にスピーカーを二系統置いておくのもちょっと邪魔だし、両方の良いとこ取りができるソリューションってないかな…と思っていたところに出てきたのがこの STR-AN1000 でした。

STR-AN1000 はドルビーアトモス対応のオーソドックスなマルチチャンネル AV アンプとしても使えるのですが、サラウンドスピーカーやサブウーファーをワイヤレス化して「フロントは好きなスピーカーをパワフルに鳴らしつつ、サラウンドは配線に悩まされず自由に設置」できるのが魅力。まあワイヤレスといっても電源コードは必要なのですが、スピーカーケーブルを取り回さなくて良いだけで全然違います。

STR-AN1000

AV アンプ本体はごくオーソドックスなデザイン。ちなみに海外では STR-AZ7000ES / AZ5000ES / AZ3000ES / AZ1000ES という上位モデルが出ているのに日本向けはエントリーグレードの AN1000 しか発売されないようです。RX-A2050 からの買い換えならばグレード的には STR-AZ3000ES あたりが妥当なのでしょうが、買えないものはしょうがない。格下のアンプに買い換えるのはちょっと悔しいけどスペック的には十分なんですよね。むしろパワーアンプはフロント 3ch 分しか使わないからサラウンド用のアンプを省略してもっと小型化してほしいけど、そういうニッチな製品はまあ期待できないか。

フロントのアルミパネルの質感とかダイヤルの触感とかはすごく高級感があるわけではないけどまあこれくらいなら、と納得できる品位。あまり使わないであろう USB やヘッドホン端子が剥き出しなのはちょっといただけませんが。

STR-AN1000

サラウンド用のワイヤレススピーカー(写真左;SA-RS5)、実物は初めて見たのですが HT-A9 のスピーカー(写真右)より一回り小さいんですね…同じ筐体だと思っていました。でもあくまでサラウンド用として使うならこれくらいで十分な気はします。このサイズで上面にはちゃんとハイト表現用のイネーブルドスピーカーまで搭載されています。

余談ですがショールームで HT-A9・SA-RS5 の展示に使われているスタンド、私も使っている Eono のスピーカースタンドじゃないですか。まさにこれらのスピーカーを狙ったような規格のスタンドですが、こうなると実質的なメーカー公認スタンドですね。

音も聴いてみました。ちゃんとした AV アンプを使って大型のスピーカーを鳴らせる分、やはり HT-A9 にはない低音や音圧まで含めてでています。それでいて HT-A9 譲りの自然なサラウンド感。また HT-A9 でも感じたことなのですが、サラウンド設定を有効にしてもダイアログ(センター)の定位が明確なのが良いですね。ヤマハの Cinema DSP も良いんだけど映画を観るにはセリフがぼやけてしまうのがちょっと難点でした。音場のプリセットの広さにはヤマハに一日の長はありますが、個人的にはセリフが明瞭に聞こえるソニーの方が好み。

これがあればリビングにある RX-A2050 と HT-A9 という二系統のオーディオ環境を一本化できるので、すぐにとは言わないけどいずれ買い換えようと思っています。待ってる間に AZ3000ES も国内発売したりしてくれませんかね…?

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