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Nintendo Switch 2 正式発表

Nintendo Switch 2は6月5日発売で49980円。4K/HDR対応、Joy-Con 2がマウスに – AV Watch

Nintendo Switch 2

Nintendo Switch 2 が正式発表されました。

Switch 「2」というくらいだからスペック的には初代 Switch の正当進化で、ポータブル機としてもテレビに繋いで据え置き機としても使えるハイブリッド仕様、着脱可能な Joy-Con、NVIDIA 製のカスタム SoC をベースとしたアーキテクチャーはそのまま。逆に言えば、新世代のハードウェアをリリースするたびに新機軸の遊び方を提案してきた任天堂らしからぬ順当進化であるとも思います。プレイスタイルに影響を与えそうな変化点といえば Joy-Con がマウス的な操作もできるようになったこと、Web カメラ込みのボイスチャットに対応したこと、くらい。他はとにかく初代 Switch では時代遅れになっていたハードウェアスペックをアップデートすることに注力したものになっています。

本体ディスプレイが 7.9inch に大型化し、解像度は 1,920×1,080、フレームレート 120fps に対応。初代が 7.0inch・1,280×720・60fps だったのが物足りず私はほぼ据置機としてしか使っていませんでしたが、Switch 2 のスペックならポータブル機としてもそれなりに満足できそう。そしてドック経由で TV 出力した際には 4K/HDR(60fps)にも対応します。他社ハードに比べ周回遅れ感の強かった映像クオリティー周りがようやく現代的なものになりました。
SoC や GPU の詳細は明かされていませんが、ポータブル機として電力効率や低発熱を優先したモバイル系プラットフォーム(Tegra 系)を採用した以上は性能面で PlayStation 5 やゲーミング PC に及ばないことは明らか。2K/120fps・4K/60fps に対応していることを考慮すると PS4 以上 PS5 未満(限りなく PS4 の方に近い)というのが実力ではないかと推測します。それでもマルチプラットフォーム向けタイトルで旧 Switch だけ明らかに PS や Steam よりもグラフィックで見劣りしていたようなことが Switch 2 では少なくなるはず。依然として最高画質を目指すなら PS5 や Steam であることは変わらないでしょうが、私のようなライトゲーマー層ならばある程度満足できるものになりそうです。任天堂としてもマルチ向けタイトルで見劣りすることは課題と認識していたはずで、Switch 2 で独自要素よりもとにかくスペックを上げてサードパーティー製タイトルの取り込みを強化してきたことからもそれが読み取れます。フロム・ソフトウェアの新作(Switch 2 独占タイトル)やようやく FF7R がリリースされるのはその象徴といえます。

6 月 5 日という発売日はほぼ予想通りでした。が、価格には驚かされました。パーツコストや為替を考慮すると順当にいって ¥69,800、どんなに安くても ¥59,800 くらいはするだろう…と思っていたのですが、まさかの国内向けモデル ¥49,980。これは UI を日本語に限定したもので、マルチ言語対応したインターナショナル版が ¥69,980。やっぱり普通に値付けしたら 7 万円くらいはしてしまうところ、それでは国内での普及に弾みがつかないから攻めた価格設定にしたものと思われます。でも内外価格差があまりについてしまうと転売(並行輸入)が発生して海外市場での価格も乱れてしまうからそこは言語で縛る、とはよく考えたもの。¥49,980 だと任天堂的には逆鞘の可能性もありますが、それでも Switch 2 自体が普及しないことにはエコシステムが回らないから…という大胆な判断があったに違いありません。

今回はゼルダやスプラトゥーンのような自分にとってのキラータイトルがないから当初はスルーするつもりでいたんですが、この値付けに任天堂の本気度を見たら早く買ってあげることが礼儀のような気がしてきました(笑)。新作『マリオカート ワールド』とのセットで ¥53,980 ならとりあえず味見するためのゲームも手に入るし、いずれにしても冬に発売される『ゼルダ無双』の新作までには買うことになるだろうし。
実は今月末に幕張で開催される体験会の抽選に当選したので、まずは実機に触ってきます。楽しみ。

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