先日二周目をクリアしたリングフィットアドベンチャーですが、大して変わり映えのしない三周目をやるのはさすがにモチベーションが上がらないので、代わりにこれを始めてみました。
リモートワーク中心で外に出ない生活が続いている以上、通勤の代わりに身体を動かす習慣は何かしら必要です。
初代フィットボクシングはリングフィットよりも前に発売されていたタイトルで、リングフィットユーザーでもこちらに移行 or 併用している人は少なくないようです。でも今さら買うのもなあ…と思っていたところで続編が出るとはタイミングがいいじゃないですか。
リングフィットのように専用コントローラーが必要なく、Joy-Con の加速度センサーだけ（たぶん）を利用する種類のシンプルな操作でボクササイズを行うゲームソフトです。
やることは基本的にエクササイズ始めと終わりのストレッチに、希望する負荷に応じて 1～3 本のメニュー（1 本あたり 5～10 分程度）の組み合わせ。リングフィットのようなゲーム性はありませんが、とりあえず日々これをやっておけば OK 的なメニューを提示してくれるのはラクではあります。
もちろんデイリーエクササイズの他にフリーモードもあるので、平日はデイリーモードで、休日にじっくり取り組みたいときはフリーモードでという使い分けも可能。
エクササイズはリズムゲーム方式で、画面下から上に向かって流れてくるマークがカーソルに重なるところでジャブ、ストレート、フック、アッパーなど指示に合わせたパンチを繰り出していきます。構え方や各種パンチの打ち方はチュートリアルで教えてくれるから未経験者でも難しくありません。
いいタイミングでパンチが打てると画面に「JUST」表示が出て Joy-Con の振動によるフィードバックがかかります。JUST 時の効果音がスト II の大パンチが決まったときの音に似ていて元格ゲー勢としては爽快感が高い（笑
エクササイズ後にはスコアが表示されるわけですが、タイミングしか判定していないのでさほど難しくありません。パンチの強さや身体の使い方等についてはゲーム中の指示に従って自分で気をつけるしかありません。
リズムゲームに慣れていればオール JUST も難しくはないのですが、Joy-Con の動作検出が若干シビアで腕のテイクバックをパンチと誤認して GOOD 判定になってしまうことが少なくないのがややネック。
インストラクターは 9 人から選べます。前作の 6 人に対して 3 人追加されたようですね。
このインストラクター陣の CV がすごくて、それほど声優に詳しいわけではない私ですら知っている大御所／スター声優クラスが揃っています。これはもはや好きな声優に励まされながらエクササイズしたい人向けではないかと思うレベル。
エクササイズの BGM は一部オリジナル楽曲もありますが、基本的には洋楽のヒットソング（ボーカルなしで EDM 系にアレンジされたバージョン）が揃っています。アリアナ・グランデやワン・ダイレクションなど現代アーティストの楽曲もありますが、どちらかというと EW&F やシンディ・ローパー、ボン・ジョヴィ、バナナラマなど私より上の世代向けという感じ。まあこのソフトでエクササイズが必要なのが誰かよく解っていらっしゃいます（笑。実際、エクササイズする上でも耳馴染みのある楽曲の方がテンション上がりますよね。
自分でやってみるまで「そんなわけないだろ」と思っていたのですが、実際にやってみると早見沙織（今で言うなら胡蝶しのぶ）の声で褒められたり励まされたりするとめっちゃモチベーション上がりますね（ぉ
見た目的には、キャラクターの CG はモデリングもモーションもちょっと古くさい印象を受けるし、表情もほとんど変わらないから微妙に「不気味の谷」を感じる部分はありますが…。
リングフィットと比べると、リングフィットは部位ごとの筋肉に負荷をかけて「鍛える」のが中心だったのに対して、フィットボクシングは全身で 5～10 分間動き続ける有酸素運動。下半身でリズムを取るから足腰にも負荷がかかるし、上半身も腕だけでなく腹筋・背筋も使います。同じ時間単位の運動量でいったらフィットボクシングの方が上で、発汗や体力消費も多い感覚。リングフィットではあまり筋肉痛にならなかった私も、フィットボクシングではてきめんに上腕や背中が筋肉痛になっています。これは確かに、運動不足解消という意味ではリングフィットよりも効きそうですね…。
毎日やり続けるのはちょっと難しいですが、週 3～4 回を目標にできるだけ続けようと思います。
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