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更けゆく江戸の秋

「ここんとこ、やたらとため息ばかりついている気がする。はぁ…小口の商売ばかり続いているからかなあ。それとも、秋、だから…な~んちゃって」

更けゆく江戸の秋

[ Sony NEX-5R / Sony E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS ]

國技堂でだんごセットを食べに来たついでに、両国で軽く写真散歩してきました。

総武線沿線ってこれまで浅草橋以東にはほとんど降りたことがありませんでした。私は相撲にはさほど興味がないので、この両国も例外ではありません。でも、古い江戸の情景があちこちに残っていて、フォトジェニックという意味ではとても楽しい街だと思います。

更けゆく江戸の秋

[ Sony NEX-5R / Sony E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS ]

国技館も外周だけですが、初めて見ました。想像していたより大きい…というか、よく考えたらこれくらい大きくて当たり前なんですが、さすが両国のランドマークだけあってスゴイ存在感。ちなみにたぶんこの日から一月場所の前売り券の販売が始まったようで、国技館前には行列ができていました。

そういえば、大学時代の同級生に一人、両国出身でガタイのいい奴がいて、ごく当然のように「親方」というあだ名で呼ばれていたなあ(笑

更けゆく江戸の秋

[ Sony NEX-5R / Sony E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS ]

ちゃんこ屋の軒先にこういうのが並んでいるのも両国ちっく。

こういう被写体を撮るときにはオールドレンズのほうが雰囲気出るんだよなあ…とは思ったものの、しばらくこの新標準ズームレンズでいろいろ撮ってみようと思っているので、あえて。


更けゆく江戸の秋

[ Sony NEX-5R / Sony E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS ]

国技館のすぐ隣にある旧安田庭園に足を踏み入れてみました。かつて安田財閥の始祖・安田善次郎が所有していた庭園ですね。

まさに明鏡止水、と呼びたくなるような池の表面に秋空と紅葉が反射してとても美しい。

更けゆく江戸の秋

[ Sony NEX-5R / Sony E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS ]

銀杏の木は今がまさに見頃ですねえ。もう 12 月に入ってしまったので暦の上では立派な冬ですが、都内では 12 月が紅葉の最盛期です。

更けゆく江戸の秋

[ Sony NEX-5R / Sony E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS ]

このレンズ、何でも無難に撮れてすごく便利。標準ズームレンズなりにシャープだしボケ味も自然でいいんですが、個人的には無難すぎてイマイチ面白くない(笑。
やっぱり風景撮るなら単焦点とかオールドレンズのほうが深みがあって面白いかな。

更けゆく江戸の秋

[ Sony NEX-5R / Sony E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS ]

そういえば、國技堂のすぐ近くに、『孤独のグルメ』に登場した床屋「タカハシ」を発見しました。あの味のある夫婦役が登場していたお店です(本当の店員さんがどんなのかは不明)。こういうのって、どんな感じでロケハンして撮影依頼しているのか、ちょっと気になりますね。

正味 1 時間程度しか散策できなかったのでちょっと消化不良気味ですが、今度は一人ちゃんこがてらゆっくり撮りに来たいと思いました(笑。

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