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CP+ 2013 (1) -ツァイス編

今年も CP+ に行ってきました。

カメラと写真映像の情報発信イベント CP+2013

CP+ 2013

今年は一眼レフ関連でほとんど新商品発表がなかったので、内容的には比較的地味な CP+ だったと思います。が、カメラ市場に注目が集まっていることもあってか、会場は盛況。私は大手カメラメーカーブースは半分スルー気味にしか見ませんでしたが、それ以外で興味を引かれたものを中心にレポートしたいと思います。まずはツァイス関連から。

CP+ 2013

ツァイスの現行レンズといえばコシナ。…と言いつつ、これはフォクトレンダーですが(笑、NOKTON 50mm F1.5 Aspherical が参考出品されていました。

【CP+】マイクロフォーサーズ用「NOKTON 42.5mm F0.95」を展示したコシナ

まあどちらかというとメインは NOKTON 42.5mm F0.95 のほうでしょうが、マイクロフォーサーズには縁がないのでパス(笑
こちらは VM マウントなので、M マウントアダプタを介して多くのミラーレス機に装着できます。ミラーレスにはコンパクトな 50mm F1.4 級のレンズが意外とないので、これはちょっと気になる製品。

CP+ 2013

このレンズ、中身は 1999 年発売の L マウント版の同レンズの光学系をほぼそのまま採用しながら、外観は 1950 年代に発売された初代 NOKTON 50mm F1.5 そっくりに仕上げたという面白いレンズです。個人的には懐古趣味はあまり好きではないんですが、現代のミラーレス用レンズはのっぺりとした寸胴デザインが多くて面白くないとも思っていたので、こういうくびれのあるレンズは気になります。発売になったら触ってみたいですね。


CP+ 2013

こちらはなぜかソニーブースにひっそりと展示されていたツァイス製 E マウントレンズの参考出品。昨年の Photokina で発表されていたものですね。32mm F1.8 はやはり Planar、12mm F2.8 は Distagon として、6 月に発売されるようです(あと年末に Makro-Planar 50mm F2.8 も来るとのこと)。ミラーボックスがないカメラ用のレンズなのに Biogon でも Hologon でもなく Distagon、というのにちょっと違和感はあるものの、いずれにしても楽しみなレンズです。
鏡筒には「Made in Japan」の印字がありますが、製造はどこでしょうね。コシナなのか、噂にあった京セラなのか。

CP+ 2013

このミラーレス向け P32/1.8 と D12/2.8 は他にフジ X マウントにも対応するということで、富士フイルムブースにも X-Pro1 に装着した状態で展示されていました。

フォーカスリングがただのゴム巻きで、何の凹凸もついていないんですが、MF の操作性はどうなんでしょうね…。

CP+ 2013

ツァイスを組み合わせるボディの代名詞と言えばハッセルですが、ハッセルブラッドブースにはこれまた Photokina で発表されていた E マウント対応ボディ「Lunar」が展示されていました。これ中身はほぼ NEX-7 そのまんまで、外装だけをハッセルブラッドがデザインしたものとのことですが、50 万円コースの超ブルジョワカメラ。CP+ で実物が見られると思っていなかったので、驚きました。

CP+ 2013

電源スイッチにはスワロフスキークリスタルが奢られていて、無駄に豪華。まあこういうのは私の趣味じゃないんですが(笑

NEX-7 での Tri-Dial Navi にあたる肩口のダイヤルはフジツボ型のツマミに変更されています。しかもこのツマミ、妙に固くて直感的に設定値を変更できるとは言い難いという…。NEX-7 のダイヤルはちょっと軽すぎると感じる場面もあるのですが、NEX-7 と Lunar の中間くらいの回しやすさのダイヤルになりませんかね…。

CP+ 2013

背面の部品配置は見事に NEX-7 そのまんま。なんか NEX-7 の外側にガワだけ付け足したような、いざとなったら外装をパージできそうにも見えますね。サイカ先生が「アーマードバルキリーみたいだよね」と仰ってましたが、確かに。

CP+ 2013

NEX-7 と並べてみました。グリップが大きくなるので握りやすくなる、というのはあるかもしれませんが、せっかくの削ぎ落としたデザインをスポイルしちゃっていますね…。まあそういうことを語るカメラではないのでしょうが。

CP+ 2013

こちらはウッド製グリップモデル。これにもツァイスの P32/1.8 が装着されていますね。今回特に何も発表していないのに、あちこちで露出しまくってるなツァイス…。このレンズ、いくらになるのか分かりませんが、この Lunar のボディに見合う価格帯にだけはならないでほしいものです(´д`)。

CP+ 2013

これは革巻きグリップモデル。他にもたくさんのバリエーションが展示されていました。発売されても普通に見かけることはまずないカメラだと思うので、今回実物に触れたのは貴重な機会でした(笑。

続きます。

コメント

  1. 丁稚 より:

    ツァイス製Eマウントレンズを完全に見逃してきてしもた〜〜〜!あいたたたた。12mmF2.8は欲しいけど、たっかいだろうなぁ。

  2. B より:

    まあ、今回はハンズオンできなかったのでそんなに悔しくないかと(と慰めてみる
    いくらになるんでしょうね。ミラーレス向けでこの焦点距離の単焦点レンズはほとんどないので、ちょっとがんばれば買える価格帯で出してほしいところではありますが。

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