昨年夏に怪我をした手首ですが、その後こんな感じになりました。
…治ってない(汗
整形外科では「湿布して安静にしてるくらいしかない」と言われ、しばらくそうしていたのですが悪化はしないまでも良くなっている実感もない。日常生活にはほぼ支障はないものの、ふと重いものを持ち上げたり手首を大きく回す動作をしたりすると痛みます。初期に一度 MRI 検査を受けることも提案されたのですが、診断結果がそこまで深刻でもなかったので見送っていました。が、これだけ長引くならちゃんと診てもらわないとと思って紹介状をもらい、規模の大きめな病院で MRI 検査および専門医の診断を受けました。
結果はやはり「TFCC(三角線維軟骨複合体)損傷」。手首の腱が二カ所ほど完全にではないものの断裂しているとのこと。手術することになったらイヤだな、と思っていたところ、アスリートや肉体労働で手腕を酷使するような仕事でないのであれば保存療法(症状を軽減させる治療)で良いでしょう、という診断でした。で、以前買ったサポーターでは保持力が不十分ということで、これを処方されました。
日本シグマックス / ギプス包帯 ハイブリッドシーネ リスト
これ、見た目はサポーターですが構造としてはギプスとのことです。市販のサポーターで同様にしっかり添え木が入っているタイプだと一万円以上するところ、これはギプス扱いで保険が適用されるから安いという説明を受けました。実際、診察費+ギプス費で ¥1,700 ほどで済んでしまいました。(別途 MRI の検査費が八千円ほどかかっていますが…)。
これがギプスに相当するシーネ。熱すると軟化/冷やすと硬化する樹脂でできていて、私の手首の形状に合わせてあります。手首内側の腱から掌の凹みくらいまでを固定するギプスの役割を果たします。
これをサポーターの手首側に差し込み、ベルクロで親指と人差し指の間と手首を留めます。小指側と手の甲側の手首部分にも添え木(こっちは変形させない)が入っていて、手首が三面から固定されて動作の自由度が制限されます。これでできるだけ手首を動かさないようにして腱の自然回復を待つということですね。
私は心に中二病を飼っているので何かの変身アイテムかボウリンググローブを装着している気分(笑。
実は怪我をした後も衰えないように右腕も以前よりも負荷を落としたトレーニングは続けていたのですが、もしかするとそれもよくなかったかもしれないので経過が見えるまで右腕のトレーニングは中止し、それ以外の部位だけ動かすことにします。
二ヶ月ほどこのまま様子を見てから再診ということになっているので、これで少しでも良くなると良いのですが。
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