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W-ZERO3

先日の WPC EXPO で(唯一)気になったデバイス、シャープの「W-ZERO3」を簡単にインプレ・・・。

電話(W-SIM 対応の EDGE 端末)としても使える本端末は、液晶ディスプレイに表示されるソフトキーか電話帳(W-SIM に 700 件登録可能)で電話をかけます。まあ、電源が入ってないと着信できない&待受・通話時間が短いので、電話としては普段は W-SIM 対応の音声端末を使いつつ、基本は W-ZERO3 はデータ通信用として使うのが普通でしょうが。とりあえず電話も使えるよ、くらいのものでしょう。


CLIE(PEG-TH55)とのサイズ比較。
TH55 と比較しても一回り大きいまでいかないサイズ感。重量も約 220g ならば、多機能 PDA としては合格点の軽さじゃないでしょうか。PEG-NX80V だって 235g あったことを考えると、十分軽いと言えるレベルです。

ただ、厚みはこれ(26mm)。PEG-NX80V が 21.8mm ということを考えると、ちょっとポケットに忍ばせて手ぶらでお出かけ、という風に使うのは厳しいかも。
あと、側面のボタン類の質感があまり良くないのも気になる・・・。

ディスプレイをスライドさせてキーボードを露出させたところ。
このスタイルの PC/PDA は OQOSidekick などがあるため初めてではありませんが、今後このスタイルは携帯電話と PC/PDA の中間的なデバイスのステレオタイプになりそうな気配もあります。使ってみた感じでは、キー配列が一部([;]、[:] など)特殊ながら、慣れればそれなりの速度で文字入力できそうな雰囲気。出先から blog に簡単なエントリを投稿したり、POP メールの送受信をするのに便利そうで、うまく携帯電話ではできない部分を任せられそうです。

個人的には現在 PDA では PEG-TH55 をメインで使ってはいるものの、通信環境(WAN)がないのが時々不便に感じることもあります。WinCE ベースのマシンを使うのは初めてではないし、そういえば sigmarion II+AirH” でいろいろ試していた頃は楽しかったなあ・・・などと思い返すと、微妙に危険な予感のするデバイスではありますね。

12 月発売、¥5 万かあ・・・悩ましい。

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