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iPhone 12 と iPad mini 6 のパープルの色味

紫色の iPhone 12 を買ったら、とりあえず確認しておきたかったのが iPad mini 6 のパープルと色合いがどう違うか。なんとなく iPad mini のほうが青みがかった紫という印象はあったけど、店頭の照明だとよく判りませんでした。でも両方とも自分のものになったことで同条件で比較できるようになりました。ググってみても意外とこれを比べている人が見当たらなかったんですよね。

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並べてみると一目瞭然。iPhone 12 はラベンダー的なパープルだけど、iPad mini 6 は青みがかっていて、紫の色味よりもアルミの質感を強く感じます。光の当たり具合によってはダークシルバーにも見える感じ。

まあ iPhone は背面がガラスだから背面同士で比べると全然違うのは当然ではあります。

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ともにアルミ素材な側面を比べると本来の色味の違いが見えてきます。
iPhone 12 は赤みがかった紫で、明るめ・鮮やかめな発色。対して iPad mini 6 はかなりブルーに違い紫で、暗くくすんだ色合い。同じパープルでも随分違います。まあ iPhone 11 のパープルもまた全然違う印象でしたが。

同じ色名称でも色合いが異なるのは、発売年が違うと流行りのカラーも変わるためトレンドに合わせているというのが理由として考えられます。でも実際には iPhone と iPad で外装パーツの調達先が違うため色を厳密に合わせることが難しいから敢えて方向性の違うパープルにしている、という事情もあるんだろうと推察します。

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ちなみにこれは以前 Twitter で少しネタにしていた件ですが、iPhone 12 のパープルは最初期の VAIO(特に初代 505 や C1)の紫とほぼ一緒。フレームの色味はもろに 505 のヒンジ部のカラーです。私の「紫色の小型コンピューター」 の原体験がここなので、iPhone 12 のパープルはどストライク。

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一方で iPad mini 6 のパープルは 2001 年頃の VAIO、具体的には R505 や XR のイメージに近い。現在私の手元にあるもので近いのは C1MSX でそれらの機種とは少し違いますが、青みがかったシルバー×ダークブルーのツートンという方向性が iPad mini のパープルの雰囲気に通じるものがあります。

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iPhone 12 と iPad mini 6、それぞれ少しずつニュアンスの異なるパープルだけどどちらも私の好きだった PC と共通のイメージがあり、それだけで愛着が湧きますね。
来年は iPad Pro がモデルチェンジしたら買おうと思っているのですが、Pro は伝統的にシルバーとグレーしかカラバリがないからなあ。一方で普及ラインの iPhone/iPad ではパープルが定番色になりつつあるので、次期 iPad Air にはパープルが出てくるんじゃないかと予想しています。スペック的には Pro が欲しいけど、カラバリで悩むことになりそうな予感。

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