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F1 オーストラリア GP 2007

オーストラリアGP決勝:ライコネンが開幕戦を制する!! (GPUpdate.net)

開幕戦はポールトゥウィンでライコネンが快勝。スタート直後から一人旅状態でほとんど中継にも映りませんでしたが(笑)、最終的に 6 位入賞したマッサの追い上げや中団の争いなど、それなりに見応えがあるレースではありました。コントロールタイヤルールも理解して観れば面白いんですが、やっぱりもう少し分かりやすいマーキングになってナンボでしょうね。
去年の開幕戦はロズベルグのファステストラップに驚かされたものでしたが、デビューレースでいきなりラップリーダーを経験して 3 位表彰台を獲得したハミルトンはいわゆる「第 4 世代ドライバー」の中でも別格なオーラが漂ってますね。最終的にはピットインでアロンソに交わされて準優勝こそ逃したものの、これからが楽しみなドライバーです。

SAF1 は琢磨が 10 位スタートから中盤で渋滞に巻きこまれて伸ばせず 12 位フィニッシュ、デビッドソンはスタートの出遅れやスーティルの追突など不運に見舞われて 16 位。10-11 番グリッドからのスタートにしては残念な結果ですが、走りは終始安定していて琢磨がトヨタを追い詰めるシーンも見られるなど、この週末が事実上のシェイクダウンだったことを考えると立派なリザルトでしょう。「全戦入賞を狙っていく」という琢磨のコメントもあながち非現実的なものでもなさそうです。

というわけで前評判どおりの勢力図である状況が顕わになってきましたが、いよいよ始まった 2007 年シーズン。次戦マレーシアまでにクルマをアップデートしてくるチームも少なくないはず。二強が抜け出している構図はそう変わらないでしょうが、ダンゴ状態にある中位グループが今後どのような展開を見せるのか、今から楽しみです。

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