たまにはビジネス書も。
本田 哲也 / その 1 人が 30 万人を動かす! 影響力を味方につけるインフルエンサー・マーケティング
このへんは今年の個人的テーマ。数年前からいろいろ考えてはいるけど、今年はより具体的に結果を出そうと思って公私ともにあれこれ動いています。まあ、本当はこういうセールスプロモーション系だけじゃなくて、もっと企業とユーザーのインタラクティブな関係を模索したいんですが、会社を動かすにはまず結果が客観的に見えやすい方向からアプローチする必要があるわけで。
内容的にはこれまで自分が独学+仕事等を通じて知っていることがほとんどで、それほど目新しいものはなかったんですが、具体例を挙げつつ平易な言葉でまとめられているので非常に読みやすく、頭の整理になりました。事例も「ああ、あれね」というメジャーなものからこれを読んで初めて知ったものまで列挙されていて、理解の助けになった感じ。確かに直接商品やサービスのプロモーションに結びつけたくなるのは心理だけれど、社会的な演出というか空気作りも大切だなあと。
インフルエンサー・マーケティングの入門書としてはとても良い本だと思います。マスマーケティングだけじゃだめだけど WOM マーケティングってどうやったら良いか・・・という段階の人なら必読の一冊。表紙は真っ赤だし、タイトルはセンセーショナルですが、中身はいたってマジメな本です。
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