去年の秋~今年の春にかけてフジテレビの深夜枠で放送されていたのを、EPG で見つけてふと観てしまったアニメの原作(笑。全 8 巻完結ということで、一気に読んでしまいました。
最初は『ヒカルの碁』の女の子・将棋版かなあと軽い気持ちで見始めて、ある意味当たっていたものの、別に平安時代の棋士の幽霊は出てこないし、将棋漫画というよりは半分サスペンス漫画で、タイトルだけに惹かれて中身にあまり期待していなかった分(ぉ)意外と面白かったです。クライマックスで明らかになる真犯人の動機については、ちょっと理解不能な部分があるけど・・・。原作のかとりまさるって誰かと思ったら、元女流棋士の林葉直子なんですね。
アニメの方は作画にバラツキがあってちょっとしんどい回もありましたが、声優陣が川澄綾子(『のだめカンタービレ』の野田恵)、朴ろ《王路》美(『∀ガンダム』のロラン・セアック/『鋼の錬金術師』のエドワード・エルリック)、中尾隆聖(『ドラゴンボールZ』のフリーザ/『にこにこぷん』のぽろり/『それいけ!アンパンマン』のばいきんまん)、とどめに郷田ほづみ(『装甲騎兵ボトムズ』のキリコ)は最重要キャラの役兼音響監督(笑)という豪華キャスト。っていうか声優陣の過去作品を並べるとこのアニメがどんな作品なのかよく分からなくなりますが(ぉ。
どちらかというとマイナーな作品ではありますが、漫画・アニメともにけっこう楽しめました。
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