スポンサーリンク

NOKIA が日本市場から撤退へ

ノキア、日本市場での事業展開を見直し (ケータイ Watch)

唐突に、NOKIA が日本市場から撤退の発表。今後投入予定の高級ブランド「VERTU」を除き、キャリアブランド品・自社ブランド品ともに販売を終了するとのこと。明日発売の docomo 向け N82 は予定通り発売、ただし来年予定の E71 については発売中止の可能性もあるとか。いずれにしても、来年上半期中には販売活動を終了するとのことで、既にカウントダウンは始まってしまっています。

競争が激しく、開発サイクルもどんどん早くなるこの業界において、昨今の急激な景気の悪化、国内については端末販売の冷え込みが追い打ちをかける形になり、独自仕様の非常に多い日本市場向けにリソースを振り向けるのがいよいよ困難になってきたということでしょう。それでもキャリア的にはシャープ、パナソニック、NEC、富士通、東芝といった国内メーカーと SAMSUNG や LG といった韓国メーカーの端末、HTC のスマートフォンがあれば供給的には全然問題ないのでしょうが、せっかくスマートフォン方面からキャリアのオープン化がようやく始まりそうな気配という状況に、冷や水を浴びせられる格好になったと言えます。やはり、ワールドワイドで事業展開している端末メーカーにしてみれば、(唯一 HTC を除き)日本はコスト対効果という点でいかに魅力のない市場か、ということでしょう。まあ、これは近年では携帯電話市場に限らず、家電業界全体に言えることですが・・・。

しかし、個人的には FeliCa 搭載版の N82 が出たら欲しいとまで言っていただけに、ソニエリ、NOKIA と相次いでいなくなってしまったら(ソニエリはまだ au 向けには出してるし、他キャリアにも海外向け端末の逆輸入の可能性はあるけど)、もう国内端末で魅力的と言えるものは iPhone くらいしかないんですけど(;´Д`)ヾ。
マジで、通話端末はシンプルでコンパクトなものを適当に押さえておいて、通話とメール・電子マネー以外の用途は iPhone にしてしまおうかな・・・。

コメント

スポンサーリンク