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GREEN HOUSE GHV-DF7CW

今回の滞在中に撮った写真を両親に渡すべく、実家のプリンタでせっせとプリントアウトしていたら、父がこんなものを出してきました。

GREEN HOUSE / 7 型カラー液晶搭載デジタルフォトフレーム GHV-DF7CW (ホワイト)

B0021SIXOO

父が会社の何かの記念品でもらってきたらしいのですが、使い方が分からずそのまましまってあったとのこと。母は PC が多少使えるので「パソコンで見れば良い」といってあまり興味を示さず、逆に父は PC がほとんど使えないので PC レスで使えるフォトフレームに興味だけはあったようです。

私も何かの機会に S-Frameicon でも買って両親にプレゼントしてやろうかなー、と思っていたので、安物のフォトフレームだけどちょっとセットアップしていってやるか、ということで、適当に SD カードを買ってきて今回撮った写真と母の PC に入っていた写真をコピーして、このフォトフレームに突っ込んでみました。


が、つらいですねこれ。

解像度が VGA 未満なので画像はギザギザ、白飛び・黒潰れ当たり前、階調は飛びまくり、でちょっと写真として鑑賞できるレベルを超えていると思います。褒められるのは左右の視野角がそれなりに広い(上下はだめ)ことくらいでしょうか。
まあ実売¥5,000 前後、しかも頂き物ならば贅沢も言えまいといったところだし、解像度に関しては既に老眼の入っている両親が遠目に見るぶんにはあまり問題にならないのですが、ううむ・・・・・・。
まあ、私はたぶん一般的に言って質の良い液晶を見慣れてしまっているので、画質に関しては少し目を瞑ろう。

でもさらに辛いのは写真のランダム再生ができず、スライドショーを開始すると毎回同じ画像が同じ順番で表示されるだけなので、数枚~数十枚ならともかく数百枚レベルのスライドショーにはちょっと堪えないことと、サムネイル表示させたときに画像の日付メタデータを撮影日時ではなく最終更新日時から拾ってくること。SD カードの使用領域をセーブするために、画像を低解像度にバッチ変換してから入れ込んだら、全ての写真が同じ日時に撮ったことになりました(;´Д`)ヾ。

それでもこれだけのものが¥5,000 で販売できるのはデジタル技術と水平分業の賜物でしょうが、少なくとも使い勝手に関してはソフトウェアでどうにかなる部分なので、もうちょっとがんばってほしかったところ。明らかにユーザーの方向を見ないで作っているなあということを痛感させられる製品です。

うーん、これはいくら自分のものじゃないとはいえ納得がいきません。このフォトフレームには改めて少なめの写真だけを SD カードに入れて父の職場のデスクにでも飾ってもらうことにして、自宅用には改めて S-Frame でもプレゼントしてあげようか・・・?

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