[ Sony NEX-5 / Carl Zeiss Planar T* 45mm F2 G + RAYNOX DCR-250 ]
今日から 9 月。学生さん的には新学期の始まりでしょうが、私もこの blog に移ってきてちょうど 5 年が経ちました。
もう 5 年も、というのと、まだ 5 年しか、というのが混濁した妙な感覚ですが、5 年。これはつまり、私の前職でのキャリアと現職でのキャリアが時間の長さ的に逆転したことも意味しています。
振り返ってみれば、blog を始めてからしばらくは以前とは少し違うアプローチで書いてみよう、と試行錯誤していたのですが、最近はすっかり開き直り、昔のように「自分らしく」駄文を積み重ねています(笑。
当初、どれくらい続けられるか分からずに、とりあえず最初の 1 ヶ月は休まずに毎日書いてみよう、と思っていたら、いつの間にか 5 年休まずにここまで来てしまいましたが(笑、今後いつまで続けられるか分かりません。でももう習慣というか、半ばライフワーク的になってしまったので、続けられるだけ続けてみようと思います。
5 年経って何か変わったか?と言われれば、生活面では 2 人の娘が生まれてライフスタイルは変わりましたが、考えていることややってることはそんなに大きくも変わっておらず。最近はむしろぐるっと廻って 5 年前と同じことをやっているだけなのでは?と自問自答すらする日々だったりもして。
そんなわけで、節目だからといってこの blog も何か大きく変わることはないのですが、ランダム表示のトップ絵だけはちょっと入れ替えてみました。
あまり変わらない自分がいるいっぽうで、時代はますます様々なものごとがクロスオーバー、あるいはコンバージしつつあるようにも思います。あまり自分の守備範囲を自ら規定しすぎることは、イノベーションを阻害するだけでなくいずれ自分の首を絞めることになるので、柔軟にスタンスをとりつつ、あらゆることに対処できるように自分を磨いておかなくてはなりません。
重要なのは、これまでもこれからも変わらず、様々なことに興味を持つ好奇心(Curiosity)とそれらを整理して考えを生み出す知性(Intelligence)、そしてそこから何かを探り当てる洞察力(Insight)、この三本柱。この三つが合わさるとき、初めて未来像(Vision)が生まれる。逆に、これを失うことは、ある意味で現代人としての「死」だとすら思っています。
さておき、明日からまた続けていくエントリーも今までときっと変わり映えしないんですけどね(笑。
一応節目なので。改めましてこれからもよろしくお願いします。
コメント
5年前って言ったら、僕にとっては2人目の、
Bさんにとっては1人目の子供が生まれたころじゃない
ですか。
僕はもう、以前より深く物事は考えずにシンプルでいようと思っています。
子供の成長見てるとね、きのうまでできなかったことが、今日になってできてるとかしょっちゅうだから、あいつらは。
それに向かうときの眼差しを見てると、自分もそう
あるべきと教えられてる気がします。
なので、もう前進あるのみですよ。自分はもうここまで!と決めつけてしまったらそこでオシマイ。
そんな人最近よく見かけますが、そうならないように
気をつけよっと。
5周年おめでとうございます。
真摯な本文よりもRed5に目が行ってしまいましたが(^_^;)
今後ともよろしくお願い致します。
>むっちーさん
ありがとう!確かに子どもの成長で考えるとずいぶんな時間が経ったと実感できますね。
最近はガンジーの「明日死ぬつもりで生きなさい。永遠に生きるつもりで学びなさい」という格言がとても身に沁みます。
>’み’さん
そうそう、レッドファイブ。5 といえばこれしかない!的なインスピレーションで選びました(笑。