知人が最近 au の EVO WiMAX を買っていたので、私も試しに少しだけいじらせてもらいました。
私自身は現在の Xperia arc/PLAY と iPhone 3GS という環境でそれなりに満足してしまっているので、ちょっとスペックが違うくらいのスマートフォンであればそんなに興味もないんですが、現時点で国内唯一の WiMAX スマートフォンとなれば話は別。ハードウェアの出来、独自の料金プランなど、なかなか興味は尽きないところです。
HTC 端末をまともにいじったのは確か EMONSTER 以来 3 年ぶりのことですが、いやあこの 3 年で HTC もハードウェアメーカーとして随分こなれてきましたねー。作りにソツがない。
背面はラバー塗装(?)で触感は悪くなく、手が滑る感触もありません。Google ロゴの下にある銀色のヘラのようなものは、動画鑑賞用のスタンドのようです。
黒い背面のところどころから見える赤いものは、実は背面カバーを外してみると、
こんな感じ(!)。内部シャシーだけでなくバッテリまで真っ赤っかです。なんというか、昔の不良の学ランの裏地って感じ?(ぉ
ガジェットマニアでもこういう方向性が好きな人は案外多いので、まあナシではないんじゃないでしょうか・・・私はちょっと(´д`)。
画面下のボタンはハードウェアではなく、タッチ式のボタン。左からホーム、メニュー、戻る、検索の順に並んでいます。Xperia X10 とも arc とも PLAY とも違う並び順なので、とても紛らわしい(;´Д`)ヾ。
ちなみにホーム画面の下部には引き出し式のアプリ一覧を兼ねた電話ボタンが配置されていて、他の Android スマートフォンとは若干違う UI になっています。HTC ってソフトウェア的にはものすごくプレーンな端末を作る印象があったんですが、UI 関係は独自に結構手を入れているんですね。
Xperia arc と比較してみました。高さは両機種で同じようなものですが、横幅が明らかに違います。画面サイズも一回り違っていて、EVO のほうが見やすい代わりに、パッと見でも持ってみた印象でも「デカっ!」という感じ。WiMAX/EV-DO ルータとしてならいいけど私は手のサイズ的にスマートフォンとしてはちょっと厳しいかなあ・・・と感じました。
ただスマートフォンの性能としては申し分なく、場合によっては Xperia arc よりも動きが滑らかに感じたほど。Froyo(Android 2.2)でシングルコア Snapdragon 世代のスマートフォンとしては、及第点以上をあげても良いレベルだと思います。
本体の厚みもだいぶ違います。もちろん EVO WiMAX のほうが通信モジュールが一つ多く入っているから厚くて当然なんですが、この大きさ厚さが許容できるかどうか。スマートフォンのほかにモバイルルータを併用している人であれば、2 台を 1 台にまとめられるのはメリットと感じるでしょうが、バッテリも 1 台分になるわけで。用途やスマートフォンに求めるもの次第でしょうか。
ということで、次回は EVO WiMAX の基本・・・はすっ飛ばして(ぉ)肝心のテザリングについて書いてみたいと思います。
コメント