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あきばカレー工場 品川店

ブラウン運動(ブラウンうんどう、英語:Brownian motion)とは、液体のようなカレー(媒質としては気体、固体もあり得る)に満足しないキレンジャーが、不規則(ランダム)に放浪ランチする現象である。

(ヨコハマの食物学者クマデジタル名誉教授の論文(2011 年)より)

ということで(ぉ)、新しいカレー店を開拓しに行ってきました。

あきばカレー工場 品川店

品川駅の京急線路沿いにあるフードテーマパーク、品達どんぶり。その中のひとつゴーゴーカレー丼丼がこの春に閉店して、その後に別のカレー店が入ったんですが、一度行ってみたら二度は行く必要がないなという感じのお店でした(´д`)。と思っていたら、半年ともたずに撤退していたようで、その後に入ってきたのがこのカレー店。というか、このあたりはゴーゴーカレーの後釜のお店に一度行ってから、二度と近づかないエリアになっていたので(ぉ)開店していたことに全く気がついていませんでした・・・。

調べてみるとどうやら金沢カレー系のお店ということでちょっと期待して行ったんですが、それとアキバがどう繋がるのか分からない。まあ、金沢カレーのアルバもゴーゴーカレーもアキバの電気街に出店しているので、もしかして関東では金沢カレー=アキバというイメージがついているんですかね・・・。


オーダーしたのはカツコロカレー(とんかつ+カニクリームコロッケ)+チーズ追加。ステンレス皿、ソースのかかったカツにキャベツ添えという金沢カレーのフォーマットを満たしてはいますが、ここのキャベツはカレーと一緒に乗ってくるわけじゃなくて別皿なんですね。

で、さっそくいただきます。

マズくない!けっしてマズくないぞ!

・・・でもそれほど美味しいわけでもない(´д`)。

カレーの味自体は、確かに金沢カレー系、ゴーゴーカレーリスペクトな雰囲気ではあるんですが、金沢カレーにある強いコクの代わりに塩辛さが先に立ってくる印象で、アルバ派としてはこれを金沢カレーとは認めたくない感じ(まあ、実際金沢本拠のお店じゃないですし)。けっしてマズいわけではないんですが、表面的に金沢カレー風にしてるだけなので、過度に期待すると裏切られると思います。

店内には、

一応フィギュアやら何やらが申し訳程度に飾られていたり、イメージキャラには萌え系イラストが使われていたり、店内 BGM がアニソン(だと思われる。私はハガレンの主題歌くらいしか判らず)だったり、アキバっぽさを演出しようとしてはいるんですが、あまりにも中途半端すぎて逆に寒い印象(´д`)。こういうのやるならもっと突き抜けないと。
ちなみに、店員さんは別にメイド服を着ているわけでもなく、普通にお店のロゴ入り T シャツでした。そういうのを期待して入ったわけじゃないけど、これ別にアキバをコンセプトにする意味ないでしょ・・・。

ちなみにこの界隈でカレーというと、方向性はそれぞれ違うけどシエールラックタイcamp といろいろ揃っているので、その中であえてこのお店を選択肢に入れるのは厳しいでしょうね。
ちなみに、私が行ったのは平日の 11:30 頃でしたが、入店から退店まで完全に貸し切り状態。品達の中でもこのお店は最も奥にあるので集客的にも難しいでしょうが、これだとまた短期間で別のテナントに入れ替わっちゃうんじゃないかと、他人事ながら心配になりました。まあ、品達はラーメンのほうも行列ができる店舗とガラガラな店舗の落差が激しいですし、どんぶりのほうはすた丼しか儲かってないように見えるくらい、他の店舗にお客さんが入っておらず、テナントの入れ替わりも激しいので、このカレー店に限らず苦しいんだと思いますが。

アルバ、このあたりに出店してくれないかな・・・。

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