[ Sony NEX-5 / SIGMA 19mm F2.8 EX DN ]
買ったばかりのシグマ 19mm F2.8 EX DN の試し撮りがてら、散歩に行ってきました。
関東の GW は、前半は比較的晴天に恵まれるものの、後半は雨マークがたくさんついてしまっていて、写真を撮りたければ前半偏重で出掛けるか、遠出するしかなさそうな感じ。
[ Sony NEX-5 / SIGMA 19mm F2.8 EX DN ]
この 19mm F2.8 EX DN というレンズは、NEX につけると 28.5mm 相当という一般的な広角レンズの画角になります。私は普段、80mm 相当以上のレンズをつけていることが多いので、その感覚からするとフレームの中にいろんなものが入り込みすぎる印象。GR DIGITAL あたりに慣れている人であればスッと扱えるレンズでしょうが、私はまだ持て余している自覚があります。とはいえ 16mm パンケーキ(24mm 相当)に比べれば幾分マシですが。
中望遠レンズで、ファインダで世界に切り込んでいく能動的な感覚に対して、NEX-5 のライブビューで広角レンズを使うのは、自分の視野が世界と直接繋がっているぶん、「目の前の光景をキャプチャする」とでも言うような、被写体との向き合い方が受け身になる感覚があります。そのお陰で肩に力を入れないでいられるのはある種のメリットでしょうが、まずはこの感覚に慣れるところからですかね。同じ NEX を使うにしても、標準~中望遠の MF レンズをつけているときとはまた印象が違います。
[ Sony NEX-5 / SIGMA 19mm F2.8 EX DN ]
広角にはイマイチ慣れませんが、このレンズは 20cm まで寄れるので、困ったら思いっきり寄るという使い方ができるのは救われます。絞り開放なら寄れるだけ寄ればしっかりボケてくれるので、何とかまとまります。ボケ方も自然で好感が持てる描写。
[ Sony NEX-5 / SIGMA 19mm F2.8 EX DN ]
いつもの公園で、昨秋の台風で半壊状態になってしまった藤棚が、この春の改修工事で補修されていました。以前ほど生い茂るような勢いはまだないものの、今年も薄紫の花をつけてくれたので一安心。
このピント面のシャープさはやっぱりシグマらしいと感じます。NEX のボディ側の画作りである可能性もありますが、シグマのレンズにしては色乗りもこってりしていて、撮って出しでも全然問題ない画質だと思います。
[ Sony NEX-5 / SIGMA 19mm F2.8 EX DN ]
とにもかくにも、第一印象としては上々で、とても気に入りました。低価格ながら EX を名乗っているだけのことはあると思います。この性能ならむしろ NEX-7 の 2,400 万画素でどこまで引き出せるか、一度見てみたくなりますね。そして同系統のレンズを搭載する DP1 Merrill だとどうなのか・・・とか考え始めると、シグマの思うツボにはまりそう(;´Д`)。
とりあえず、当面の間は出掛けるときにはこのレンズを持ち歩いてみることにします。
コメント
シャープで解像感もありますしボケもキレイですね!色乗りもすごく良いですね。記憶色っていうより少し憂いがある色調で艶っぽさも感じました〜。少しフィルムっぽい風合いになりそうですね。
Bさんは計画よく機材を増やされてさすがですね〜。こちらは春の体育祭を前に迷走中です(ーー;)刹那に生き過ぎてます
シグマ DN レンズ、期待どおりイイ出来ですよ!丁稚さんも早く NEX に(以下略
体育祭の迷走、拝見してます(^^;;
こちらは計画的に増やしている、というより、以前無節操にレンズ買い集めた結果 10~500mm までズーム/単焦点問わず代表的な焦点距離が揃ってしまったので、あとは趣味に生きてるだけだったりして(笑。