[ Canon EOS 5D Mark III | Canon EF24-70mm F4L IS USM ]
旭川観光のメイン目的地のひとつは何と言っても旭山動物園。日本で動物園といえば上野か白浜アドベンチャーワールドかここ、というくらい有名な園で、以前から一度来てみたいと思っていました。でも聖地巡礼という機会でもなければ旭川に来ることはなかった可能性が高いわけで、そういう意味では僥倖と言えます。
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来てみたかったとは言っても、実際にこの動物園の設備を目にすると驚きますね。シロクマを同じ目線から見ることができたり、アザラシが上へ下へと流れていく水槽があったり。建物の構造が面白くて、ちょっと他の動物園ではできない体験ができます。
でも、この季節のこの動物園の最大の目玉はこれでしょう。
[ Canon EOS 5D Mark III | Canon EF70-200mm F4L USM ]
冬季のみ実施されている、ペンギンの散歩!
30~40 分かけてペンギンたちが園内を歩き回るという、北海道にある動物園ならではのアトラクションです。
向こう側から、普段は柵越しにしか見られないペンギンの集団が、よちよちと歩いてくる姿が本当に愛らしい。
[ Canon EOS 5D Mark III | Canon EF70-200mm F4L USM ]
当然触っちゃダメですが、実際に触れそうな距離をペンギンが歩いて行くのって、実際に体験すると想像以上にワクワクします。
ペンギンにとっては単に歩いているだけでしょうが、これはディズニーランドのパレードに勝るとも劣らないエンタテインメントです。
[ Canon EOS 5D Mark III | Canon EF70-200mm F4L USM ]
こちらはペンギン館での通常展示ですが、親鳥以上に愛嬌を振りまいていたキングペンギンの雛。
このもふもふ感がたまりません。ペンギンというよりはキウイっぽくもある。
[ Canon EOS 5D Mark III | Canon EF70-200mm F4L USM ]
でも、どっちが親か分からないくらい、デカイ(笑
どうやらキングペンギンの雛は夏の間に脂肪を蓄え、冬場はそれを消費しながら生き延びるということで、雛なのにこんなに大きいらしいですね…。
[ Canon EOS 5D Mark III | Canon EF24-70mm F4L IS USM ]
ペンギン館のつくりも凝っていて、水槽を下から見上げ、まるでペンギンが空を飛んでいるかのような構図で観察することもできます。
普通の動物園ではなかなかできない見方、これは楽しい。
[ Canon EOS 5D Mark III | Canon EF70-200mm F4L USM ]
北海道には、本土では見られない動物もたくさん生息していますが、その代表格はタンチョウではないでしょうか。
タンチョウ、こういう動物園じゃなくて、一度でいいから釧路まで野生のタンチョウを見に行ってみたいんだよなあ。
[ Canon EOS 5D Mark III | Canon EF70-200mm F4L USM ]
どこにでもいる動物はそこそこに北海道にいる種ばかりたくさん撮ってしまいます。
こちらはエゾフクロウ。つぶらな瞳で、フクロウの中でも特に穏やかな顔つきに見えますが、これでも猛禽類。
[ Canon EOS 5D Mark III | Canon EF70-200mm F4L USM ]
エゾシカ。立派なツノと超然とした佇まいが、どこかシシ神に通じるモノを感じさせます。
それにしても惚れ惚れするくらい美しいツノだ。
[ Canon EOS 5D Mark III | Canon EF70-200mm F4L USM ]
でも、こうやって動物園に展示されてはいますが、北海道ではエゾシカはとてもありふれた野生動物で、郊外をクルマで走っていて轢いてしまう事故も珍しくないのだとか。
[ Canon EOS 5D Mark III | Canon EF70-200mm F4L USM ]
ニホンザル。日本ではどこの動物園にもいるポピュラーな動物ではありますが、こういう雪に包まれた場所で見ると、また違った趣があります。
[ Canon EOS 5D Mark III | Canon EF70-200mm F4L USM ]
だってあまりの寒さに、こうやって押しくらまんじゅう状態で暖を取っているんですよ!(笑
これは愛らしい。でも、ブルブル震えているのを見ると屋内に入れてあげたくなってきます。
[ Canon EOS 5D Mark III | Canon EF70-200mm F4L USM ]
掲載した写真はごく一部ですが、どの施設も凝っていて面白い。寒いのにいろんな動物(本来南国の動物も含む)が活発に動き回っていて、ここではいろんな動物たちがのびのびと育てられているんだなあ、というのがよく分かります。
ここは、今までに行った動物園の中でもトップクラスに楽しかった。機会があればまた行きたいですね。
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