あと 3 週間もしたら金環日食だっていうじゃないですか。
マルミ / 太陽撮影用 ND フィルター DHG ND-100000 58mm
普段は天体写真なんて撮らないんですが、こういうときくらいはにわか天体カメラマンになったっていいじゃないですか。いや、けっこう流星群とか彗星とか好きなんですよ。ガンダム関係なく(ぉ
天体撮影は野鳥とはまた違った方向で奥の深い世界ですが、太陽くらい大きな被写体なら私でもそれなりに撮れるかもと思い、ND100000 フィルタを買ってきました。
こんなことでもなければ ND100000 フィルタなんて買うことはなかったと思いますが、さすがにこれだけ特殊なフィルタとなると MC プロテクタのようにはサイズバリエーションが豊富じゃない。マルミからは 77mm と 58mm、ケンコーからは 52/58/77/82mm と角型 76/100mm くらいしかなく、私がメインで使っている望遠レンズ群にちょうど合うサイズがありません。また、ケンコー製は妙に高価く、仮に当日曇りで使えなかった場合のダメージが大きいので、にわか天体カメラマン的にはマルミの 58mm が限度かな、といったところ。
でも、日食撮影なら基本的にはテレ端固定で撮るだろうし、なおかつ APS-C ボディなら小さめのフィルタにステップダウンリングをつけても事足りるんじゃ?と思っていたら、案の定、
ND100000は62mm径はおろか、67mm径もないので – クマデジタル
ですよねー。62mm→58mm くらいならば全然余裕でしょう。ということで同じくマルミのステップダウンリングを買ってきました。
フィルタ径を合わせるだけのごく単純なリングですが、アルミ製のようで妙にちょっとした高級感があります。
装備は α77+70-300G で臨んでみようと思っています。手持ちの 300mm 級のレンズで最も描写が良いのがこのレンズだから、という理由。α77 は高感度ノイズが弱点ですが、ND100000 で強烈に減光させるレベルなら、高感度ノイズが気になる余地はないでしょう。
本当は望遠なら EOS 7D+シグマ 50-500OS が最強なんですが、95mm という驚異のフィルタ径(付属の APS-C 向け 95→86mm ステップダウンリングをつけても)を変換できるステップダウンリングは少なくともヨドバシには売っていませんでした(´д`)。一応、APS-C+テレ端なら 95→58mm まで多段ステップダウンさせてもおそらくケラれないだろう、ということは実機確認したのですが・・・。
ちなみに、マルミの ND100000 フィルタにはこんな感じ↑の金環日食撮影ガイドブックが付属していました。
いつ・どこで見られるか、とどうやって撮影するか、を簡単にまとめたガイドブックで、私のように詳しく知らないけどとりあえず流れで撮ってみようというにわかには最適なんじゃないかと思います(笑。
ただ、内容的には私が ND100000 を買う事前に調べたときに見つけたこのページがほぼ同内容でした。
富士フイルムさんが公開しているページですが、別に富士フイルム製カメラのユーザーでなくても閲覧できるオープンさ。一応、富士フイルム製カメラを使って解説されていますが、内容はいたって普遍的なもの。直接販売につなげようとするいやらしさじゃなくて、写真文化そのものに貢献しよう、という姿勢には好感が持てますね。
ということで、日食は 5/21(月)の朝。ギリギリ会社を休まなくても見られるという、却って悩ましい時間帯の天体ショーです(´д`)。あとは天気が良くなることと、当日自分が起きられるかどうかが問題(;´Д`)。朝は弱いんですよね・・・。
コメント
その日仕事休みの予定。これはおれもやるべきなのか。
直前になると在庫がなくなるかもしれないので、ご購入はお早めに(笑