ソニー、α7R III/α7 IIIの動物対応リアルタイム瞳AFプログラムを公開 – デジカメ Watch
α7 III/α7R III 用の最新ファームウェア ver.3.0 がリリースされました。
1 月に予告されていた「動物対応リアルタイム瞳 AF」を含むバージョンアップで、α7 シリーズユーザーの中では期待感が高まっていたものです。
私もさっそくアップデートを適用しました。
先行してリリースされていた α9 ver.5.0 ではアップデートの範囲が広すぎて設定が全てリセットされてしまったようですが、α7 III は大規模アップデートとはいえ設定は初期化されずに済みました。まあ私はあまりいじってしまうと旧機種と操作性の整合が取れなくなってしまうからあまり極端なカスタマイズはしない主義ですが。
話題の動物瞳 AF は人物との選択式で、明示的に動物を検出対象に指定してやる必要があります。
残念ながら我が家ではペットを飼っていないので、現時点でこの機能は試せず。週末にでも無駄に野良猫を追い回したくなる機能追加です(ぉ
個人的には鳥類の瞳 AF に対応してくれたら EOS 7D2 を捨てて α7 III を野鳥カメラに格上げするところですが、眼が頭の側面に付いている鳥類を検出するのは技術的にまだ難しいのでしょう。でも鳥対応は一定のニーズがある機能のはずなので、いずれ or 後継機種で対応してきたとしても私は驚きません。
瞳 AF ほどの注目度はありませんが、地味にインターバル撮影機能が追加されています。
α7 III 世代では PlayMemories Camera Apps をオミットしたためインターバル撮影/タイムラプス撮影に非対応となり旧機種から退化してしまっていたのが、これでようやく最新機種でインターバル撮影が可能に。
オールドレンズ遣いとしては Camera Apps にあったレンズ補正アプリ相当の機能も追加してくれませんかね。補正しなくてもいいから、せめて Exif に任意のレンズ情報を記録させてほしい(´д`)。
さらに地味~にメニュー画面のユーザビリティも改善。[Fn] キーを押すことでメニュー画面内のタブ移動ができるようになりました。
従来はカーソルキーでタブを選択した状態でなければタブ単位での移動ができず、膨大な数がある α7 III ではメニュー操作がとても煩雑でしたが、これで随分ラクになったと言えます。
初代 α7 の頃はいろいろとイケてなかった UI も、世代とバージョンアップを重ねてかなり不満がなくなってきました。撮影機能の追加だけでなくこういう部分も丁寧にアップデートしてきてくれるのはとても良い。
今回のバージョンアップでは私はそれほど恩恵を受けるようなものではありませんでしたが、なにげに UI の改善が一番ありがたい。しかし α7 III の使い勝手がこう良くなってくると、併用している α6000 や RX100 III の UI との整合性のなさが気になってきてしまいます。せめて APS-C 機は α6400 に更新した方がいいかなあ…。
さておき、週末はそのへんに猫でも探しに行きますかね(笑。
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