[ Sony NEX-5 / Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 G ]
夜桜。私には珍しいモチーフです。
いや、夜桜を眺めながら歩くのは好きなんですが、無理して撮っても明るさやノイズ的にまともな画にならないので、それならカメラしまって肉眼で楽しんだほうが良いよね、というのが持論。
・・・だったのですが、小林祐一郎さんのこのエントリーに触発されて、撮ってみたくなったので。
ソニーのミラーレス「NEX-5」の「手持ち夜景モード」で手軽に美しい夜桜写真 :Heartlogic
そういえば NEX にはそんな機能がついていたんでした。忘れてた(ぉ
手持ち夜景、HDR、スイングパノラマあたりの機能は RAW 撮りできないので、写真は飲み会も含め基本的に全て RAW 現像派(ぉ)な私としては、つい存在を忘れがちなんですよね・・・。でも、改めて撮ってみたら、これいいじゃないの。
[ Sony NEX-5 / Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 G ]
今まで馬鹿にしててごめん。これ凄いわ(笑。
「自動的に絞り開放にしつつ、ISO 感度を上げて高速シャッターで 5 枚連写。それをカメラ内合成することでストロボなし手持ちでもブレない写真が撮れる」のがこの機能の概要ですが、ISO 感度を上げている割に高感度ノイズはちゃんと処理されているし、合成のわりに細部までシャープさは確保できているし、馬鹿にできない。RAW で撮って現像で調整してもこうはいきません。
しかも、「自動的に開放絞りにする」という仕様はこのモードの短所と言えるでしょうが、この Biogon のような手動絞りレンズとの組み合わせであれば、絞りも自由。RAW で記録できないというデメリットは残りますが、ノンストロボで夜景を撮るだけでなく、照明条件が厳しいところで撮るなら、このモードを積極的に使っていったほうが良さそうです。
ちなみに、桜のように淡色な被写体は、光源の色によって大きく印象が変わるので、撮影時のホワイトバランスの設定次第でいろんな表現ができます。あえて AWB 以外のモードを使って遊んでみると面白いと思います。
NEX-5 を買ってもうすぐ 2 年になろうというのに、この機能についてほぼ完全に無視していたのは、失敗だったなあ(笑。
コメント
もう仕方ないなぁ。そういうすすめ方されると弱いんだよなぁ。LレンズやめてこのB’s NEXセットを買うか…(^_^;)