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超時空要塞マクロス ~愛・おぼえていますか~ [Blu-ray]

超時空要塞マクロス ~愛・おぼえていますか~ Hybrid Pack [Blu-ray]

いやはや、ずいぶん待たされた感のある『愛おぼ』の BD がようやく発売されましたね。

今までにも何度か書いていますが、私はリアルタイムではマクロス世代。幼稚園から小学校にかけては、ガンダムごっこではなくマクロスごっこやオーガスごっこで遊んだ世代です。なので、この BD も買わずにはいられませんでした。
ちなみに、この BD は『イツワリノウタヒメ』『サヨナラノツバサ』と同様、PS3 向けゲームが同じディスク上に記録された Hybrid Pack 仕様。ゲーム販路での流通となっていて、家電量販店だと DVD 売場には売っていないので、ゲーム売場でわざわざ「PS3 のマクロスください」と言ったら最初通じなかったという(´д`)。

内容は今さら言うまでもないと思うので、画質に関して。

けっこう画質にムラがありますね。キャラクターのアップ画面を中心に、マクロスの艦内外のメカ描写などは最近の作品だと言われても信じてしまいそうなほどクッキリハッキリしていて驚きました。近年のアニメでは見やすさのためにむしろ省略してしまうディテールまで描き込まれた部分がハッキリと見えたり、オリジナルでは宇宙にこんなにたくさんの星が描かれていたのか!と感嘆するほどに高精細で、かつオリジナルのコントラスト高めな映像をよく再現しています。いっぽうで場面によってはフィルムグレインがかなりザラついた質感で残っていたり、特に引きの構図や画面全体で動きが大きめなシーン、および特にゼントラーディ艦内のシーンで、画面のピントが合っていなかったり、輪郭線が二重に見えたり、という症状が見られました。ゼントラーディの台詞に関しては字幕が入っているため、おそらくその撮影上の事情などもあるのでしょうが、高画質なシーンと DVD 以下と思えるシーンの落差が激しくて、せっかくの集中が乱されてしまうことがままありました。ただ、きれいなシーンは本当にきれいで、それだけでもファンは観る価値あると思います。

まあ作画のクオリティや画質やメカの完成度で言ったらマクロス F のほうが当然素晴らしいのですが、やはりオリジナルはオマージュには超えられない何かを持っていると思います。また部屋を真っ暗にして、ちょいちょい観よう。あるいは、これは久々にプロジェクタを引っ張り出してきて観たいですね。

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