[ Canon EOS 5D Mark III / Canon EF40mm F2.8 STM ]
ここ数日、無理矢理にでも EOS 5D Mark III を持ち出して慣熟撮影をしていました。
5D3 は使い勝手としては 7D とほぼ変わらないため、すんなりと使い始めることができました。でも、フルサイズのファインダの見え方は APS-C のそれとは格段に違って、今までとは明らかに違う視界が開けたという感覚。「視野が広がった」とはこういう感覚のことを言うのかもしれません。
[ Canon EOS 5D Mark III / Canon EF70-200mm F4L USM ]
愛用の 70-200mm という焦点距離も、フルサイズで文字通りの焦点距離になると、より使いどころが増してくる印象。70~100mm という私が中望遠で一番使い慣れた画角がこのレンズでカバーされることになるので、今まで以上にこのレンズの活躍の場が増えそうです。そして、当然ながら APS-C よりもボケ量が大きい。APS-C で使っているとき以上に、撮りながら撮れている写真の仕上がりが想像しやすく、かつ想像通りに出来上がってくるのが気持ちいい。
[ Canon EOS 5D Mark III / Canon EF40mm F2.8 STM ]
6 月に買ったばかりの 40mm STM も、7D で使うと 64mm 相当で微妙に使いにくい画角だったのが、40mm をストレートに使うとスナップ用途にはとてもハマる画角で、散歩カメラとしてはこのレンズ一本でいろいろ撮りたくなります。良く言えば大きな破綻のない、悪く言えばやや面白みに欠けるレンズですが、描写はクセがなくとても端正で、これはこれで私好み。5D3 との組み合わせでは、スキッとヌケの良い画を作り出してくれます。
[ Canon EOS 5D Mark III / Canon EF40mm F2.8 STM ]
私は今まで中望遠域をメインにしていましたが、この視野の広さを覚えてしまうと、広角系がだんだん楽しくなってきました。これはちょっと、写真の撮り方が変わるかもしれません。
コメント