みんぽすでカメラバッグをレビュー用にお借りしました。
VANGUARD、ノートPCやタブレット対応のカメラバッグ「Quovio」 – デジカメWatch
カメラバッグはこないだ買ったところですが、といって別に半年おきにカメラバッグを買う人を超えようとしているわけではなく(ぉ、今回はそれとは方向性の違うカメラバッグです。
普段使いのカメラバッグとしては CLUMPLER の 7 Million Dollar Home・4 Million Dollar Home、ARTISAN&ARTIST の ACAM-3000 を使い分けていて、それぞれとても気に入っているのですが、ときおり不満なのが「ボディ+標準ズーム+望遠ズームだけで出かけたいのにちょうど良い(小さめの)バッグがない」ことと、「PC やタブレットを一緒に持って行けるバッグがない」こと。まあそういうときにはトートバッグ等にクッションボックスを入れてカメラバッグ代わりにするんですが、そういう用途にちょうど良いカメラバッグがあるといいな、とは以前から思っていました。
私がカメラバッグを買うときは CLUMPLER か ARTISAN&ARTIST、Manfrotto、think TANK photo あたりを選択肢に挙げることが多いですが、今回お借りしたのは初めての VANGUARD。台湾のメーカーで、新興ですが最近じわじわと存在感を増してきている印象があります。今回お借りしたのは、そんな VANGUARD から 9 月 18 日に発売される(つまり、これを書いている時点で発売前!)「Quovio 26」というコンパクトなカメラバッグ。
ちなみに、このシリーズのトローリータイプのカメラバッグ「Quovio 49T」は、もうひとつの mono-logue のほうでレビューされています(^^;;
トローリーなカメラバッグ Quovio 49T レビュー始めます: mono-logue
Quovio 49T レビュー 2 トローリーカメラバッグの外観: mono-logue
単体の写真ではサイズ感が分かりにくいと思うので、比較写真を。一般的なサイズのブリーフケースに比べて高さはほぼ同じ、横幅は 2/3 程度で、かなりコンパクト。電車で座って膝の上にちょこんと載るような大きさで、ハンドリング性は良いと思います。
いっぽうで、マチはかなりあります。最厚部は実測で 22cm 程度あって、しかも形がしっかりしているので、満員電車の中で肩掛けにしていると迷惑な感じ。まあカメラバッグは基本的にマチが大きいものなので、横幅が小さいぶん余計に分厚く見える、というのはありますが。
素材の使い方はかなり凝っています。バリスティック系ナイロン、ネオプレーン、(多少撥水性がありそうな)通常のナイロンを適材適所で使い分け、柔軟性が必要なところと耐久性が必要なところをそれぞれカバーしています。
底面もエラストマー(かな?)で強化されて、摩擦に強くなっています。かなりヘビーデューティな用途にも耐えそうな印象。
ファスナー周辺もしっかり作り込んであります。素材が違うので止水ファスナーではありませんが、ちょっとした防塵防滴効果がありそうな構造。このサイズで ¥23,000 もするだけあって、コストかかってます。
左側面。アクセサリーポーチが下げられるリフレクターつきのベルトがついていて汎用性高いです。縦方向についているストラップは、荷物棚等から取り出すときとても便利に機能する取っ手ではなく、単なる補強用と思われます。
右側面には伸縮性の高いポケットが。ネームタグもついています。
背面。下部左右端には D カンがついていて、付属のベルトを使って腰に固定することができます。山登りなど、長時間歩き回るときに重宝しそう。
右上に「rain cover」の文字が見えますが、ここのファスナーを開くと、
このようにレインカバーが出てきます。このように、けっこう細かいところまで気が利いていて、このシリーズはプロ用途まで考慮して作られているのかな、という印象。
ショルダーストラップはパッドがバナナ形状だったり、D カンつきでちょっとしたものが下げられたり、ストラップ自体も伸縮させやすい構造だったり、なかなか使い勝手が良い。
基本的にショルダーバッグですが、バッグを持ち上げたりちょっとした移動(撮影中、地面に置いておいたカメラバッグを少しだけずらしたいときとかけっこうありますよね)に役立ちそうな手持ち用のハンドルもついています。
付属品。腰に固定するためのベルトと、小物を入れるためのメッシュポーチ。USB ケーブルのイラストが描かれたタブがついていますが、予備バッテリとかメンテ用品とかを入れておいてもいいでしょう。
ということで、今日は外観編なので外から見える範囲の話だけですが、それでも作りがいいことは十分わかりました。正直、VANGUARD というメーカーを侮っていたかもしれない(^^;; なかなか良いバッグの予感がします。
個人的には、オレンジの差し色が α の純正バッグっぽくて気に入ったかも(笑。α77 を入れると似合いそうな気がします。
中身の話については、つづく。
コメント
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