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ちょっと古い PC に Windows 8 をインストールしてみた

Windows 8 Proアップグレード版の価格が2月より3,300円から27,090円に ~新たにWindows 8アップグレード版を提供開始 – PC Watch

今月いっぱいで Windows 8 の優待アップグレード価格が終了するということで、安いうちに一本買っておくことにしました。
Windows 8 は Consumer Preview 版をしばらく自作機に入れて使っていたので、基本操作は把握しているつもりですが…あの UI をタッチ非対応 PC で使うメリットがどうにも見いだせず、結局自作機には Windows 7 をインストールし直して使っています。でも、Vista をスルーしてもそのうち 7 が出てきたのと違い、今回はもう OS の方向性が今後そっちに行ってしまうことがほぼ確定的なだけに、このまま旧いスタイルの OS しか使えないオールドタイプになってしまうのもいただけない。いずれ使うことになるなら余っているマシンに入れて、早いうちに慣れておこう、と考えて。

というわけで、ダウンロード版 Windows 8 Pro を購入して、VAIO type T(VGN-TT90S)にインストールしてみました。
このマシンは 2008 年の機種なのでスペック的にはさすがにちょっと古くさいですが、Montevina プラットフォーム、SSD-RAID に BD ドライブ搭載で、今でもそこそこ使えてしまうマシンではあります。むしろ Windows Vista のせいでもっさりしていた部分もあるので、最適化が進んだ Win8 ならむしろ軽快になるかも?という狙いもあり。今となっては WXGA という解像度は古くさいですが。


しかし…分かっていても Windows 8 の Modern UI を非タッチ PC で使うのはイライラしますね。タイルをスライドさせるのに画面下のスクロールバーをドラッグしないといけなかったり、チャームを呼び出すのにいちいち画面端にマウスカーソルを持っていかなくてはならないのは、一昔前の狭いタッチパッドの PC ではストレス溜まりまくりです。タッチスクリーン搭載機ならある程度直感的に使えますが、非タッチ PC で使うには、この従来の Windows にタッチ UI をムリヤリ載っけた感が、どうにも…。

ともあれショートカットキー [Win]+[D] でいつでもクラシックなデスクトップ UI を呼び出せるから、それほど困るわけでもありません。スタートボタンがなくなってしまったことに関しては、いくつか対処法がありますが、私は昔から使っているフリーのランチャ「Orchis」を使っています。これなら画面上のどこからでもランチャを呼び出せて便利。
これで困ることがあるとすれば、ついいつもの感覚でスタートメニューを呼び出そうと [Win] キーを押してしまって Modern UI が出てくる、という誤操作をやってしまい、ちゃぶ台をひっくり返したくなることが多い点でしょうか(´д`)。

とりあえず Vista に比べて起動終了が速くなって、全体的な動作も若干キビキビした印象になったので、それだけでも良しとしましょう。でも本来の目的は Windows 8 の UI に慣れることなので、ガマンして Modern UI も使ってやろうとは思っていますが、堪えきれるかな(´д`)…。耐えかねて VAIO Duo 11 を買うのが早いか、諦めて MacBook Pro を買うのが早いか(ぉ。

しばらくリビング PC として使ってみようと思います。

Microsoft / Windows 8 Pro 発売記念優待版

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