帰省中のネタでもう一件。高岡方面に行く用事があったので、ついでに市民病院前の「吉宗」でカレーうどんを食べてきました。
この「吉宗」は、この近辺ではかなりの有名店。お盆休みということもあって、開店 15 分後に来たのに既に満員、4~5 組(家族連れが多かったので 15 人程度)の行列ができていました。東京ならまだしも、富山でこういう状況、というのはなかなかすごい。ちなみに上の写真は退店時(12:30 頃)に撮ったものですが、さらに長い行列になっていました(実は、この状態でさらに店内にも 10 人以上の行列ができている)。
古民家を思わせる店内は、外観以上に広く感じます。座席数も多く、50 人は座れそうな感じ。ただ、行列も含めお客さんが多すぎて、ゆっくり食べるというよりは「早く食べて席を空けてあげないと」というプレッシャーを感じさせる空気が漂っているように思います(^^;;。
私が頼んだのは当然カレーうどん。大ぶりの丼に、どーんと出てきました。
周囲を見渡すと、お客さんの過半数がカレーうどんを食べているようでした。
麺は太め。最近、とてもコシの強い讃岐うどんが流行っているので、そういうのに比べると軟らかい麺ですが、もちっとしていて食べ応えがあり、カレーとの相性がいいうどんです。
カレーうどんにしては、カレーはけっこう辛いほう。でも単に辛いというよりは濃厚で、ダシが効いていて、確かにこれは癖になりそうな味。人気が出るのも分かります。
たっぷりめのネギと、ごろっと入った鶏肉。この鶏肉がまたよく煮込まれていて、ほろっと崩れるほど柔らかく、かつ味が濃い。煮詰まるくらい煮込まれたんじゃないかというくらい味がしみこんでいて、人によってはしょっぱすぎると感じるかもしれません。それでも、この濃厚なカレーの中にあって、存在感を失わない鶏肉のパワー、なかなかすごい。
でも、濃厚なカレーがたっぷりかかっているので、うどんを食べきってもまだまだカレーが残ってしまいます。そこでたまらずごはん追加。カレーといったら白い飯だろうが!(ぉ
しかもこのごはん、一膳 50 円ですよ。だてに米どころでうどん屋やってません(笑
カレーライスのルウとは方向性の違うカレーだけど、このカレーがごはんにもまた合う。
ごはんのおかげで、カレーまできれいに完食。
東京にもおいしいカレーうどん屋さんはけっこうありますが、ここのカレーうどんは負けてない。確かに炎天下並ぶだけの価値はあると思います。
ごちそうさまでした。
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